航続距離180kmの軽EV日産 サクラが登場
2022/06/17
▲通勤や買い物など日常使いに便利なコンパクトボディをまとい、電気自動車を身近に感じられる存在として登場した日産 サクラ蓄電池にもなる航続距離180kmの軽EV
日産は5月20日に軽の電気自動車「サクラ」を発表し、6月16日に発売した。
設定グレードと税込み価格は下記のとおりである。
・Sグレード 233.31万円
・Xグレード 239.91万円
・Gグレード 294.03万円
クリーンエネルギー自動車導入促進補助金を活用した場合の実質購入価格は約178万円からで、オンラインで商談や注文も行える。
サクラは、軽自動車独自の小回り性能に加え、リーフの開発で培った技術が投入されて電気自動車ならではの静粛性と力強くて滑らかな加速を実現している。
モーターは最大トルク195N・mを発揮し、高速道路の合流もスムーズに行える。また、モーターの構造を最適化することで、軽自動車で最高水準の静粛性も実現。低重心化によって段差通過時にも優れた乗り心地を実現している。
ドライブモードは、「エコ」「スタンダード」「スポーツ」の3つから選べる。また、アクセルペダルだけで車速をコントロールできるeペダル・ステップが搭載されており、加減速の多い街中や滑らかな減速が必要な雪道も快適に走れる。
リチウムイオン電池は、ユニバーサル・スタック構造によって広い室内空間を確保しながら最大180km(WLTCモード測定値)の航続距離を確保。また、電池に蓄えた電気を自宅に給電することで家庭の電力として使うこともできる。非常時には約1日分の電力をまかなうことが可能だ。
先進装備では、高速道路で運転を支援するプロパイロットに加え、駐車時にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキを自動制御するプロパイロット・パーキングも初搭載。
▲高速道路の単一車線走行時に車速と車線の維持をサポートするプロパイロット。最上級のGグレードに標準装備され、Xグレードではオプションとして選べるフロントマスクは、次世代の日産らしさを感じさせるデザインと光るエンブレムにより、落ち着いた大人の雰囲気が演出されている。軽自動車初のプロジェクター式3眼ヘッドランプは先進的で、夜間のドライブをアシスト。
充電ポートは右後方に設置されており、夜間や暗い場所で便利なリッド連動の照明も備わっている。
▲軽自動車初のプロジェクター式3眼ヘッドランプと光るエンブレムによって先進感が醸し出されているフロントマスク
▲リアゲートでワイド感を演出するLEDコンビランプは日本建築などに見られる格子にヒントを得てデザインされた
▲足元には日本の伝統美を感じさせる水引にインスパイアされたアルミホイールが採用されている。写真はオプション設定の15インチ
▲ボディカラーには四季を連想させるシーズンズカラー4色をはじめ、モノトーンとツートーン合わせて全15色を設定インテリアには、7インチのメーターパネルと9インチのナビ画面が水平にレイアウトされている。また、日産Connectナビは充電を考慮したルート設定や緊急時のSOSコール、Apple CarPlayワイヤレス接続など、多彩な機能を含んでいる。

▲メーターパネルとナビ画面は水平に配置されてドライバーの視線移動に配慮。スマホや財布を置けるインパネロアトレイ、カップホルダーなどの収納スペースも充実しているシートは、座り心地の良いソファーデザインで、ワンランク上の質感を提供。カッパー(銅)色のフィニッシャーが水平に配され、室内はモダンで広がりある空間に仕上がっている。
内装色にはブラック、開放感のあるベージュ、ブラック基調にベージュシートが組み合わされたプレミアム・インテリアの3種類が用意されている。
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