日産から第2世代のe-POWER搭載のプレミアムコンパクトカー ノートオーラが登場
2021/08/27
▲6月15日に発表されて8月17日に発売されたノートオーラは、上質さにこだわって開発されたコンパクトカーだ第2世代e-POWER搭載のプレミアムコンパクトカー
日産自動車は、6月15日にノートオーラ(以下、オーラと表記)を発表し、8月17日に発売した。
オーラは上質にこだわったコンパクトカーで、「作り込んだキメ細かさ」「上質な素材の肌触り」「空間の心地よさ」といった感性品質にこだわりながら、美しさと機能性も両立させたモデルである。
車名のオーラは、見る人を惹きつけて所有する人に悦びを提供する唯一無二の存在になりたい、との思いに基づいている。
設定されているグレードと税込み価格は次のとおりである。
【2WD】
2WD G 261.03万円
2WD Gレザーエディション 269.94万円
2WD NISMO 286.99万円
【4WD】
4WD G FOUR 286.88万円
4WD G FOURレザーエディション 295.79万円
【福祉車両】
2WD G 助手席回転シート 270.93万円
4WD G 助手席回転シート 296.78万円
エクステリアは、精緻な造形のフロントグリル、伸びやかな曲線を描くルーフライン、ボリュームをもたせたリアフェンダーによって、力強い存在感を放っている。
また、横一文字に点灯するLEDリアコンビランプが先進感を演出。ボディカラーは、ツートーン5色、モノトーン9色の計14色から選べる。
▲ボリュームあるリアフェンダーと横一文字にともるLEDコンビランプによって存在感と先進感が演出されているインテリアは、ファッション性の高い素材感にこだわり、ツイード調織物と合皮のコンビシートを採用。
また、本革シートにはクッション材が多用され、キルティングラインの向きによって、身体の滑りを防ぐ手法が取り入れられている。
▲レザーエディションに装備される本革シートには身体の滑りを防ぐキルティングラインが織り込まれているインパネ中段とシフトまわりには、微細な凹凸加工が施された木目調フィニッシャーが、ドアトリムやセンターアームレスト、インパネ上面にはツイード調織物がそれぞれ採用されている。
▲ファッション性の高いツイード調織物と凹凸加工が施された木目調フィニッシャーによってインパネまわりにも上質感を演出快適性にもこだわり、ルーフやドア、フロントドアガラスなどに遮音対策が施されて高い静粛性を実現。
BOSEと共同開発されたパーソナルプラスサウンドシステムは、運転席と助手席のヘッドレストにスピーカーが内蔵され、BOSE独自のアドンバスド・シグナル・プロセッシング・テクノロジーによって広がりのある音響が堪能できる。
▲運転席と助手席のヘッドレストにスピーカーが内蔵されて広がりのある音響が楽しめるパーソナルプラスサウンドシステムフロントグリルのVモーションは、シグネチャーLEDポジションランプ、アクセントランプ、シーケンシャル・ターンシグナルの3つの機能を併せ持つ。アダプティブLEDヘッドランプも、上質さと機能性が融合している。
17インチアルミホイールは、切削加工の上に樹脂パーツが加えられ、デザイン性と空力、軽量化などの機能性をあわせもっている。
コックピットでは、フルTFTの12.3インチディスプレイと、9インチの日産コネクト・ナビが一枚につながっていて、美しさと機能性を両立。
また、電動シフトはセンターアームレストに腕を置いたまま指先だけでラクに操作できる。
▲フルTFTの12.3インチディスプレイと9インチのナビ画面が一枚につながっているコックピット。ラクに操作できる電動シフトも採用パワートレインには、100kW/300N・mのモーターで力強い加速を実現し、滑らかさと静粛性も向上した、第2世代のe-POWERを搭載。
低速走行時のエンジン始動回数が削減され、タイヤ回転数の変動から路面状態を推定して、ロードノイズが大きくてエンジン音がわかりにくい、荒れた路面で発電が行われる。四輪すべてがモーターで駆動&制御されるe-POWER 4WDもラインナップされている。
安全面では、5個のカメラ、3個のミリ波レーダー、8個のソナーで周囲を検知する全方位の運転支援技術を標準装備。
メーカーオプションのプロパイロットは、日産コネクト・ナビと連動して地図情報を取り込み、コーナーの大きさなどを事前に把握してスムーズに曲がれるよう車速をコントロール。
▲福祉車両として手動操作で助手席を回転させて車外に向けられる助手席回転シートも用意されているレース生まれの空力技術が活かされたNISMO
オーラには「俊足の電動シティレーサー」をコンセプトにした、NISMOも設定されている。NISMOらしい新世代のデザイン、高揚感をもたらすハンドリング、俊敏なレスポンスと伸びのある加速が特徴に挙げられる。
レースで培った空力技術をベースに、NISMO専用に最適化したデザインが採用されて、高速走行時の操縦性安定が図られている。
フロントには、レッドアクセントのレイヤード・ダブルウイングが採用され、ロー&ワイドなフォルムを実現。
リニューアルされたNISMOエンブレムは、マットクロームとマットレッド塗装によって存在感を主張。
また、LEDフォグランプはフロントが5灯の薄型に、リアはフォーミュラEにインスパイアされた7灯のドット状にそれぞれデザインされている。
この他、ワイドリム化された17インチアルミホイール、マットブラックとグロスブラックのツートーンが印象的な、フードデカールも用意されている。
▲レッドアクセントが目を引くレイヤード・ダブルウイングをはじめ、レースで培った空力技術が生かされているNISMOインテリアは、ダークトーン&レッドアクセントによって走りへの集中と高揚感がかき立てられる。
シートは専用ファブリックと合皮のコンビ表皮で、NISMOロゴの刺繍とレッド&グレーのステッチによってスポーティに演出。車との一体感が高まるレカロシートもオプションで選択できる。
▲車との一体感が高まるレカロシートはオプションで選べる。NISMOのロゴが配されていてレーシーな雰囲気が味わえる本革&アルカンターラ巻きの専用ステアリングには、レッドセンターマークとレッドステッチが採用され、上質さとスポーティさを兼ね備えている。12.3インチのディスプレイには、NISMOマークと赤いパワーメーターを採用。
走行性能は、熟練の評価ドライバーが走り込んで検証とチューニングを行い、専用部品を開発。サスペンションが専用化され、車体剛性配分の最適化でクイックかつスムーズなハンドリングと、高い操縦安定性を実現している。
ドライブモードには、力強いレスポンスと伸びのある加速をもたらすNISMOモードを新設定。ノーマルモードとECOモードも、NISMO専用チューンによって気持ちのいいドライビングが体感できる。
【関連リンク】
あわせて読みたい
“日本の誇り” 日産 R35 GT-Rは果たしてスーパーカーなのか?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
光岡 M55とダッジ チャレンジャーは本当に似てるのか問題。アメ車好きにも刺さるのか、ガチ比較してみた!
トヨタ アクアが、プリウス顔に大胆イメチェン! でもマイルドな見た目がお好きなら、前期型もいいんじゃない? 中古車相場をチェック!
新型 日産 ルークスが発表されたけど、先代の中古車状況は? 室内広々、使い勝手抜群の軽自動車が今かなりお手頃に!
【祝! 頭文字D30周年】 主人公・藤原拓海の愛機ハチロクことスプリンター トレノAE86の中古車状況は今どうなってる? モデル概要、狙い方も併せて解説
R34型スカイラインGT-Rが高すぎる……少しでも賢く狙う方法はないのか、真剣に考えてみた!
【悲報】レクサス ISが“ほぼ”生産終了。絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
先代BMW 1シリーズが120万円から狙えるが買っても大丈夫? 買うならどんな物件がオススメ?
【悲報】日産 GT-R(R35型)が生産終了……今こそ中古車状況をチェック&賢い狙い方を考察!
日々のチョイ乗り車を探しているけど、EVは眼中にない! っていう方、損はさせないから聞いてほしい。日常使いでも超優秀な大容量EV「N-VAN e:」の話









