スバル インプレッサ WRX STI 4ドア【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: スバルの試乗レポート
2010/09/01
PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説
待望の4ドアモデルを追加
要望の高かった4ドアモデルを現行モデルとしては初めて設定。5ドア同様、2Lターボに6MTを搭載するWRX STIと2.5Lターボに5ATを組み合わせるA-Lineをラインナップする。エクステリアは精悍さを強調するフロントグリルとバンパーを、リア回りはアネシス(4ドア)とはまったく異なる新形状とした。DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説
異なる2つの個性が楽しめる
車に対する根底の考え方は一緒だが、6MT車と5AT車のキャラクターは結構異なる。6MT車は従来以上にステアリング操作に対する応答性が向上。一方5AT車は全域にわたるトルクの太さも手伝って、高速クルージング時の快適性が向上している。自分の嗜好で明確にグレードが選ぶことができる。SPACE室内空間の広さや演出を解説
快適性が大きく向上
5AT車(A-Line)にはWRX STIとしては初となる電動サンルーフとプレミアムタンインテリアをメーカーオプション設定(4ドア、5ドアいずれにも設定)。落ち着いたカラーコーディネイトも含め、WRX STIとしては今までとまったく異なる「大人のプレミアムスポーツ」という世界を演出している。OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証
選択肢の拡大は何よりも魅力
年齢を重ねても走りの楽しさは忘れたくない。根強く残る4ドア(セダン)志向のユーザーなどに今回のラインナップ強化は魅力的に映るはず。6MTの出来はもちろん素晴らしいが、A-Lineは輸入車のハイパフォーマンスモデルを候補に入れている購入予備層にもアピールする出来の良さだと思う。SPECIFICATIONS
グレード | WRX STI 4ドア |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 6MT |
全長×全幅×全高(mm) | 4580×1795×1470 |
ホイールベース(mm) | 2625 |
車両重量(kg) | 1490 |
乗車定員 | 5人 |
エンジン種類 | 水平対向4DOHCターボ |
総排気量(cc) | 1994 |
最高出力 | 227kW(308ps)/6400rpm |
最大トルク | 422N・m(43.0㎏-m)/4400rpm |
車両本体価格 | 315万~373万8000円 |
RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する
総合評価15/ 25 |
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EQUIPMENT(装備)2/ 5 |
昨今の流れに準じ、オーディオはレス仕様。ただしA-Lineには6ユニットの10スピーカーを最初から標準装備。トヨタから供給されるメーカーオプションのナビも最新の“G-BOOK mX”となった | SAFETY(安全性)4/ 5 |
高出力に対応した強化ブレーキなど高い基本性能のほか、VDC(横滑り防止装置)やHIDを標準装備。エアバッグは前席、サイド&カーテンタイプも標準で安全に対する同社の姿勢の高さがうかがえる | ECO(環境性能)2/ 5 |
平成17年度基準排出ガス規制は50%で星3つ。新排出ガス規制(JC08)にも対応してはいるが、エコとスポーツの両立は重要テーマ。今後のレベルアップに期待 | MILEAGE(燃費)2/ 5 |
従来モデルと同様で6MTの10・15モード燃費は10.4km/L。A-Lineは10.010.4km/Lとマズマズ 。ただ標準装備のSI-DRIVEのインテリジェントモードなら普段使いでの実用燃費向上が期待できる | VALUE(バリュー)5/ 5 |
カリカリの走り屋さんだけでなく、走りを楽しみたい大人に向けての商品力強化がポイント。ハードとしてはスバルらしい真面目さがいくつもあり「価格以上の内容」といえる出来の良さである |
スバル インプレッサ WRX STI 4ドア【フルモデルチェンジ】/試乗レポート
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