「ダサいのがいい!」というボンゴバンに一目ぼれしたキャンプギアバイヤー
2018/11/03
▲工藤滋さん。アパレル関係の営業職に就いていた頃にアウトドアショップと関わりを持ったのをきっかけに、アウトドア業界への参入を志す。以後、自ら立ち上げた会社「スライブ」で、東欧アウトドア製品の輸入卸売を手掛ける。現在はアウトドア系イベント出展や営業で多忙な日々を送る他人とは違うワンボックスを求めてボンゴバンを選択
近頃は都会からアクセスしやすいバーベキュー場が増えてきて、さらに手ぶらに近い状態でリッチなキャンプが楽しめるグランピング施設も人気だ。
知識や経験が浅くても、車に乗って気軽にアウトドア体験ができるようになったのは喜ばしいかぎり。
そうなると、次は自分たちで手作りのキャンプに挑戦したくなるもの。
車も含めて機能的で使い心地のいい道具でコーディネイトすれば、楽しみはさらに広がる。
海外の知られざるアウトドア用品を日本に紹介している工藤さんの車には、外遊び好き、新しモノ好きの好奇心に応える、様々なプロダクトが満載だ。
▲ラゲージにはサンプル品が満載。上に行くほど幅が狭くなるのと、ホイールハウスが大きいため、やや積みにくさは感じる、と工藤さん。冬は天井にスノーボードやスキー板を挟んで雪山に行く「会社を立ち上げて8年ほどになります。まだ日本であまり知られていない欧州のアウトドアブランドを訪ね、こちらで販売する窓口となるのが主な仕事です」
今は有名ブランドでなくても、ネット通販で流通する時代。
それでも工藤さんはドイツやチェコなどを巡り、面白いモノを探しだす旅を続けている。
▲家族でキャンプに行くなどファミリーカーとしても使用するため、シート生地をはじめとする装備が乗用ワゴン並みのグレードを選択した「昔から他人と同じモノが嫌で、ちょっとヘンだけど面白そうなプロダクトに目がいく癖がついているんです」
仕事で大量の商品を運ぶボンゴバンも、独自の審美眼で選んだ。
「実用性の高さから、街ではトヨタのハイエースがたくさん走っています。その点、ボンゴバンはマイナーな存在で、僕好み。販売店がかなり値引きしてくれたのもうれしかったですね」
正直なところ、積載性はハイエースにかなわないそうだが、それでもハイルーフの4WDというアウトドア向きボンゴバンで、仕事、そして大好きなウインタースポーツを楽しむために、雪道もガンガン走る。
▲「ダサいのがいい」というフロントマスク。バンパー部分が反り上がるようなデザインになっているため、多少雪が深い道でも難なく入っていくことができる「日本には正規輸入されていませんが、キャンピングカーのベース車両としても人気のフィアット デュカトという商用車がありまして。とても気になるんですよね~」
目的がはっきりしていれば、マイナーな車でも満足感は得られる。場合によっては工藤さんのように、お買い得なことも。
中古車選びにはそんな楽しみもあるのだ。
▲大径で衝撃吸収性に優れたタイヤを備える「ニュートラルアウトドア」のカートをはじめ、ドイツ「へイムプラネット」のテントなど
▲手前:個性的なデザインのドイツ「Tschum」のたき火台。左:ノルウェー「イーグルプロダクツ」のクッカー。奥:私物の日本製トートバッグ。大きく開いて薪などを入れやすい。ちなみに工藤さんがいま注目しているのは、ロシのアウトドアブランドだとか※本記事は、カーセンサー 2019年1月号(2018年11月20日発売予定)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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