【カーセンサーS耐プロジェクト】日産自動車大学校GT-R、鈴鹿戦の第1レースで2位フィニッシュ
2013/09/30
鈴鹿サーキットでスーパー耐久シリーズの第6戦が開催され、カーセンサーがサポートする日産自動車大学校のGT-Rが、第5戦の岡山に続いて総合2位(第1レース)を獲得する活躍をみせた。
WTCC(世界ツーリングカー選手権)と併催となった今大会、スーパー耐久シリーズは40分のレースを3本という特別ルールで開催された。これまでツインリンクもてぎの5時間レース、富士スピードウェイの7時間レースとスーパー耐久シリーズならではのレースが行われてきたが、今回は完全なスプリント(短距離)レースとなった。
9月21日の土曜日に行われた第1レースでは、ポールポジションからスタートした日産自動車大学校のGT-Rがホールショットを奪うも、3周目のシケインで他車と接触。マシンを破損しポジションをひとつ落としてしまう。そこから再度トップへの浮上を試みるも、他車によるレーシングアクシデントによりセーフティカーが導入される展開に。
レースが再開されるとすでに残り周回は数周という状況。懸命に追い上げるもわずかに届かず2位でフィニッシュ。惜しくも表彰台の頂点は逃したものの、前戦に続き2戦連続で2位を獲得した。
前日の2位表彰台獲得で、今シーズン初優勝への期待がかかった9月22日の日曜日。第2レースではレース中盤でマシントラブルが発生し、その修復に時間を要し39位でフィニッシュ。そして午後に行われた第3レースでは3番手からスタートし優勝を目指すも、終盤に他車に追突され右リアを大きく損傷。レースの続行が困難となりリタイヤを喫した。
2013年シーズンのスーパー耐久シリーズは11月10日に決勝が行われるオートポリスでの1戦を残すが、日産自動車大学校はこの鈴鹿サーキットでのレースをもって今シーズンの参戦活動を終了する。
今年も多くの学生が実際にチームの一員となって参加し、全国5校の学生たちが実際にサーキットへ応援に駆けつけレースの魅力をリアルに体験した。学生たちは「レースの迫力を感じることができた」「チームワークの大切さを学べた」と熱くコメント。2年目を迎えた学生参加レースプロジェクトは今年も大成功のうちに幕を下ろした。
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