「湖の上」に日産車が集結! 氷上で分かったリーフの安定感。モーター駆動ってスゲー!
2018/02/02

雪上ならぬ「氷上」試乗会!
1月下旬、長野県立科町「女神湖」にて開催された日産オールラインナップ試乗会に参加してきました!
ちなみに、試乗コースは“女神湖周辺の雪道”ではありません。“女神湖の上”です! 凍った湖の上を走る“氷上”試乗会なんです! ……と、私はムダに興奮していたのですが、自動車業界では恒例行事であり、冬の風物詩のような試乗会でもあります。
とはいえ自然任せの試乗コースですので、大変貴重な機会。雪道すら未経験だった私ですが、意気込んで参加してまいりました!

この氷上試乗会は、日産が採用している様々なパワートレインや駆動方式を雪上・氷上で試すために実施されていて、「新しいモデルの性能を評価する」といったことがメインの目的ではありません。
イメージとしては「日産のモーター駆動にFFだとこんな走りなのか」「同じ四駆でも、エクストレイルのインテリジェント4×4とジュークのALL MODE 4×4-iはこんなふうに違うのか」など、日産の様々な技術を体感するのがメインコンテンツです。
日産の広報さんも「様々なモデルで純粋にドライビングを楽しんでください!」とおっしゃっていました。ありがたい!
ちなみに当日、女神湖の気温は-11度! 前日、「平成一番の寒波」と騒がれた関東にいましたが、長野県は桁違いに寒かった……。氷も雪も絶好調のコンディションでした。
私が氷上で乗ったのは「新型リーフ」。それから、雪の積もった公道で「セレナ NISMO」と「エクストレイル ハイブリッド」を試乗しました。
氷の上は当たり前ですがツルッツル! 普通の靴だと歩けないような天然の超低ミュー路(めっちゃ滑りやすい道ってこと)です。
リーフで走行したコースは、8の字を描ける大きなサークルとコーンが並べられたスラローム。まず、ハンドルを握って「暖かい!!」と感動(笑)。手袋をしていなかったので、ステアリングヒーターのありがたみを実感しました。
電源をオンにし、恐る恐るアクセルを踏んでビックリ。え、めっちゃ普通に進むやん……。
天然の超低ミュー路ですから、地面に動力が伝わりにくいはずで、停止→発進ではロスが発生するはずなんですが。
なんでも日産のEVは、1/10000秒単位でトルク制御をしてくれていて、ガソリンエンジンのような“波”がないため、スムーズに発進ができるのだとか。もちろん、e-POWERモデルも同様です。スゲー!
実はこの日が「雪道」走行すら初めてだったワタクシ。前日に先輩方から「一定の速度で走行」「アクセル優しく、ゆっくり発進」「エンジンブレーキ使って」などなどいろんなアドバイスをいただいてたのですが……リーフの「ワンペダル」がもろもろ勝手にやってくれて超感動。
運転に不安がある人ほど、モーター駆動車はオススメかもしれません。

雪上では「セレナ NISMO」と「エクストレイル ハイブリッド」を試乗。
セレナ NISMOはFFですしドッキドキでしたが、ミニバンならではの見晴らしの良さと安定感で不安なく走れました。タイヤはブリヂストンのブリザック。タイヤの性能も、さぞ素晴らしいんだと思います。
スポーティなNISMOでこれだけ安心感があるんだから、新しい「セレナ e-POWER」はベイマックス級の乗り心地かもしれませんね。

「エクストレイル ハイブリッド」はさすがのSUV。除雪車が寄せた後に固まった小さな雪の山を乗り越える際、「やっぱ4WD車は安心感が違うな~」と感心しました。
勇気がなくて2WDモードにはできなかったのですが(汗)、積雪路に慣れている人であれば2WDでも十分走行可能なのだそうです。

……と、雪道走行が初めてだったゆえに素人感想で恐縮ですが、運転に自信がない方はぜひ参考にしていただければと思います。
個々が運転技術を上達させることはもちろんなのですが、自動車の技術にも大いにお世話になって、事故なくドライブを楽しみたいですよね。燃費や環境性能はもちろんですが、安心安全面でも日産のEVやe-POWERはめちゃくちゃ貢献してくれそうだなと感じた試乗会でした。



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