SUV人気はアウトドアブームと相関しない? 日々の生活でも大活躍な車に変身中!【中古車購入実態調査】
カテゴリー: トレンド
タグ: クルマを選び始めた人向け / 自動車総研コラム / 編集部 西村泰宏 / c!
2024/05/20
▲自動車・中古車に関する調査・研究を通じ業界の発展を目指すリクルート自動車総研が、調査データと独自の考察をお届け。今回のテーマは「SUVとレジャー」キャンプブームはひと段落SUV人気は引き続き?
リクルート自動車総研が行っている『 中古車購入実態調査』では、車の利用方法や楽しみ方で「旅行やアウトドアなど、レジャーに出かけた」と答えた人の割合が2023年に少し落ち着きました。

元々のアウトドアブームがコロナ禍で加速。キャンプグッズが飛ぶように売れたり、キャンプ場の予約が取れないという話を一時はよく聞きました。しかし、街中など人が密集する場所にも気軽に出かけられるようになり、少し落ち着いてきたのでしょう。
一方で、アウトドアな車の代表格とも言えるSUVは、その人気を維持・増加させています。一昔前のRVブームに見られた4WDや最低地上高の高さ、悪路走破性など機能に憧れる支持ではなく、スタイルとしてSUVが根付き始めていることがこの人気を支えていると考えます。SUVを購入する理由として一番多いのは「見た目」ですし。
▲トヨタの人気SUV、ハリアー(4代目)アウトドアで生きる機能は街中でも活躍するんです!
SUVはコンパクトカーやセダンなどと比べると背が高く乗車スペース以外も広いため、見た目で「大きい」と感じるかもしれません。そうなると「=運転が大変そう」というイメージもついてくるようです。ですが、そこはアウトドアが得意な車。例えば上から見下ろせる目線の高さは周囲の状況を認識しやすくなります。
▲全高が1920mmあるトヨタ ランドクルーザー70(現行型)。車内からの見渡しもいいまた、カクカクしたデザインのSUVも人気ですが、ボディ面が平らだと駐車時に、車が真っすぐかどうかわかりやすいという利点も。アウトドア感を高める黒い樹脂のバンパーや、肉厚で迫力のあるタイヤは、車を寄せるちょっとしたシーンでも傷つきにくかったり、また傷も目立ちにくかったりと、実は街中でも大いにその性能を発揮するシーンが多いのです。
▲樹脂バンパーとカクカクとしたボディが特徴のホンダ エレメント(初代)極めつけはそのスタイリング。アウトドアでタフに使える車ですから、ちょっとくらい汚れていても様になります。いつもピカピカにするのはおっくう……なんて人にもSUVは向いていると思いますよ(笑)!

リクルート自動車総研所長
西村泰宏
カーセンサー統括編集長 兼 リクルート自動車総研所長。自動車メディアを車好きだけでなく、車を購入するすべての人のエンターテインメントに変革すべく日々の仕事に従事している。
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