第11回 現行より低燃費! トヨタ ヴィッツ(旧型) 【エコカーより安い「eco円」カー】
2009/12/15
現行モデルの20km/Lを上回る23.5km/Lという燃費の良さ
eco円について
車両本体価格÷10・15モード燃費とは、10・15モード燃費で 1km/Lあたり稼ぐためにいくら支払うのかを見る指標。それが「eco円」です。安くて燃費が良い車ほど、数値が低くなります。つまりそれだけ環境にもお財布にも優しいというわけです。
今回見つけたのは、1999年にデビューしたトヨタ ヴィッツ(旧型)。なかでも、ライバルであるホンダ フィット(旧型)に負けじと、2002年12月のMCで1.3Lの新型エンジンと新開発のCVTを搭載し、10・15モード燃費で23.5km/Lという低燃費を実現した1.3Uです(取材車両は1.3 U Lパッケージ)。
eco円は約1万6000円と、以前ご紹介したフィットとほとんど同じ。エコカー減税の対象ではありませんが、見逃せない燃費の良さ&eco円の安さです。何しろ、エコカー減税対象である現行ヴィッツ1.3Uの20km/Lを軽く上回る燃費の良さなのですから。
eco円は約1万6000円と、以前ご紹介したフィットとほとんど同じ。エコカー減税の対象ではありませんが、見逃せない燃費の良さ&eco円の安さです。何しろ、エコカー減税対象である現行ヴィッツ1.3Uの20km/Lを軽く上回る燃費の良さなのですから。
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日本だけでなく、欧州市場でもヒット作
それまで「安かろう悪かろう」で済まされていた日本のコンパクトカー市場に、本物のコンパクトカーとはこういうものだと、世界のトヨタが渾身の力を込めて開発したのが、この旧型ヴィッツ。欧州市場にも「ヤリス」の名前で投入され、大ヒットしました。ちなみに、当時このプロジェクトのトップに立って陣頭指揮に当たっていたのが、現トヨタ社長の豊田氏と言われています。
それまでのコンパクトカーの質感基準を大きく向上させた旧型ヴィッツですが、その後燃費も居住性もヴィッツを上回るフィットが登場。それを受け「今から居住性をアップさせるのは不可能だけど燃費なら」と、FMCを待たずにお金をかけて新開発したエンジン&CVTを搭載したのが、1.3U。さらにアイドリングストップシステムも備え、10・15モード燃費で25.5km/Lを記録する1.3U インテリジェントパッケージも同時に発売されました。
それまでのコンパクトカーの質感基準を大きく向上させた旧型ヴィッツですが、その後燃費も居住性もヴィッツを上回るフィットが登場。それを受け「今から居住性をアップさせるのは不可能だけど燃費なら」と、FMCを待たずにお金をかけて新開発したエンジン&CVTを搭載したのが、1.3U。さらにアイドリングストップシステムも備え、10・15モード燃費で25.5km/Lを記録する1.3U インテリジェントパッケージも同時に発売されました。
走行3.9万km、ディーラーでずっと整備されてきた一台
2003年式ですが走行距離は3.9万kmと少なめの取材車両。キズや凹みもほぼありません。内装もプラスチック部分に擦りキズ痕は少しあるものの、いたってキレイ。
何より、新車時からずっとディーラーで整備されてきたワンオーナー車という点が魅力です。点検記録簿を見ると、車検だけでなく6カ月点検や12カ月点検もマメにディーラーで行い、オイルやバッテリー、ファンベルトなどの消耗品類もその都度きっちり交換されているなど「育ちの良さ」がうかがえます。
1.3U Lパッケージはオートエアコン、4スピーカー&CD/MDプレイヤー、UVカット機能付きガラス、電気式バックオープナー、運転席&助手席ミラー付きバイザーなど、快適装備が充実したモデル。しかもディーラーによる1年間走行距離無制限の保証が付いていますから、初めての一台にはもちろん、燃費が良いですから普段の足として存分に使い回せる一台です。
何より、新車時からずっとディーラーで整備されてきたワンオーナー車という点が魅力です。点検記録簿を見ると、車検だけでなく6カ月点検や12カ月点検もマメにディーラーで行い、オイルやバッテリー、ファンベルトなどの消耗品類もその都度きっちり交換されているなど「育ちの良さ」がうかがえます。
1.3U Lパッケージはオートエアコン、4スピーカー&CD/MDプレイヤー、UVカット機能付きガラス、電気式バックオープナー、運転席&助手席ミラー付きバイザーなど、快適装備が充実したモデル。しかもディーラーによる1年間走行距離無制限の保証が付いていますから、初めての一台にはもちろん、燃費が良いですから普段の足として存分に使い回せる一台です。
この物件のオススメポイント
走行3.9万kmではへたらない
コンパクトカーの強豪ひしめく欧州に投入されたヴィッツです。これくらいの走行距離ではヘタリません。室内はクリーニング済みで、とてもキレイな内装。キーレスエントリー装備で乗り降りも簡単
後席が分割可倒式で使いやすい
ラゲージもキレイ。またこのグレードは後席の背もたれが6:4分割可倒式なので、荷物に合わせてこのように使うことも可能です。ラゲージランプも備わっているので夜間の荷物の出し入れに便利
この中古車を販売しているお店
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次回はスバル R2(現行型)をチェックするぞ! 個性的なグリルデザインが特徴的なスバルの軽自動車。eco円はおいくらに!? 乞うご期待 |
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第11回 現行より低燃費! トヨタ ヴィッツ(旧型) 【エコカーより安い「eco円」カー】/旬ネタ
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