インサイト再々登場! 今度は2モーター式i-MMDを採用する!
カテゴリー: クルマ
タグ: ホンダ / インサイト / ニューモデルスクープ!
2018/06/23
▲シビックをベースに開発される次期インサイト。フロントマスクには水平基調のメッキトリムが配されていて、ワイド&ローな印象を強調。ラジエターグリルは開口部が狭く、下半分は塞がれていてダミーになっている3代目インサイトはシビックベース
2006年と14年、二度の生産中止を乗り越えて、ホンダ インサイトが三たび帰ってくる。北米で先行発表された3代目は、年内に国内にも導入される予定で準備が進められている。
シビックとプラットフォームを共有する、新型インサイトのホイールベースは、先代より150mm長い2700mmに達する。おかげで居住性も向上し、後席レッグスペースはプリウスより10cm広い95cmを確保している。
クーペルックながらも3BOXセダンに仕立てられる
初代と先代は、ハッチゲートを有する2BOXに仕上がっていたが、新型は流線型のシルエットを身につけながらも、独立したトランクルームを持つ3BOXセダンに仕立てられている。
参考までに、トランク容量は428Lで、リアシートの6対4分割可倒機構を併用すれば、長尺物も載せられる。
▲クオーターピラーとバックウインドウはなだらかに傾斜しているが、シビック同様、独立したトランクルームを有する3BOXに仕上がっている。キャビンは6ライトを採用燃費スペシャルな40km/L超は存在せず
パワートレインは、1.5Lアトキンソンサイクルに、2モーターが組み合わされたi-MMDをアコードから流用。ただし、車体サイズに合わせてチューニングし直され、システム出力は153psに抑えられる。
プリウスと違って新型インサイトには、公称燃費が40km/Lを突破するような燃費スペシャルは設定されない。カタログ値は37.8km/L程度になりそうだ。
ボタン式のシフトセレクター横には「ECON」「スポーツ」「EV」のモード切り替えが設置されており、シーンに合わせて出力特性と空調の効き具合を変えられる。
▲1.5Lアトキンソンサイクルと2モーター式のハイブリッド機構が組み合わされた、パワートレインはシステム出力153psを誇る上質感が演出されたインテリア
ソフトパッドが貼られてステッチも施されるインパネには上質感が漂い、シビックよりもワンランク上の車格を演出。表示項目が変えられる7インチTFTのメーターパネルが用いられ、センタークラスターには、8インチ画面が配される。
もちろん、衝突被害軽減ブレーキや車線維持支援システム、誤発進抑制機能、道路標識認識機能などで構成される、ホンダセンシングも与えられる。
▲ドアトリムや助手席前方のソフトパッドには、ステッチが施されて、上質感が演出されている(画像は北米仕様)国内向けは300万円以下から
新型インサイトは、LXとEXの2タイプから選択できる。ベースモデルとはいえ、LXにもLEDヘッドランプや雨滴検知式ワイパー、電動パーキングブレーキ、自動防眩ルームミラーなどは標準装備され、プリウスの上級グレードに引けを取らない内容を身につける。
税込価格は300万円を切って、297万円程度に設定される見通しだ。なお、ホンダセンシング非装着車も用意される予定で、こちらは286万円前後で売り出される。
一方、上級のEXでは、ホイールがLX比+1インチの17インチに拡大され、ブラインドスポット警告や、助手席パワーシートも装備されて約320万円に設定される。
値付けからもプリウスの最上級モデルである、Aプレミアムツーリング(319万9745円)を強く意識していることが垣間見える。
▲空力特性を考慮したスタイリングが目を引いた、2人乗りハイブリッドクーペとして登場した初代。1モーター式のマイルドハイブリッド機構が搭載されて、燃費は35km/L(10.15モード)を記録
▲2代目は2009年に5人乗り5ドアに進化して登場。189万円という破格の値付けでハイブリッドカーのハードルを下げた。引き続き1モーター式で、燃費は26km/L(JC08モード)をマーク※2018年6月23日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2018年12月
■全長×全幅×全高:4650×1800×1400(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直4+モーター
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