社長夫妻が大切に送り出したフレンチポップなコンパクト【吉田由美の勝手にハピバ】#003 プジョー 208
カテゴリー: クルマ
タグ: プジョー / 208 / 吉田由美の勝手にハピバ / 吉田由美
2021/09/18

こんにちは、カーライフ・エッセイストの吉田由美です!
カーセンサーの本でも連載している企画「勝手にハッピーバースデー」。
この企画では、発売したタイミングをその車の誕生日と見立てて、○年後に○歳おめでとう! と勝手にお祝いをしていきます。
今回は今年11月にちょうど9歳を迎えるプジョー 208(初代)をお祝いしたいと思います!
プジョー 208を勝手にハッピーバースデー!
今回お誕生日をお祝いするお友達は、2012年11月に発売された初代のプジョー 208です。
プジョーというと、数字が車名。3桁の真ん中に0を挟んで、最初の数字が車の車格(大きさ)、最後の数字が時代を表し、最新型が「208」。
といっても、どんどん数字が増えるわけではなく、2シリーズ最初の「205」は8年、「206」は8年、「207」は5年、初代「208」は8年でフルモデルチェンジしました。
最新の2代目「208」は、昨年日本で発売され、爆発的なヒットに。
ちなみに、「205」の前はなぜか「104」。はて? なぜ「1」から「2」になったのでしょう?
初代208は、2012年のジュネーブモーターショーで発表され、もちろん私はその時現地でご対面!
その後、日本では11月に発売されました。発売前の発表会は、同年4月に開業したばかりの「渋谷ヒカリエ」で開催。
印象深かったのは、会場を彩るフラワーアレンジメントの美しさ。
気になって聞いてみたら、当時のプジョー・シトロエン・ジャポンの社長の奥様がアレンジしたものだったとか。
なるほど、208はプジョーの人気モデルの後継となるため当然気合が入る1台。
車の晴れ舞台とともに、社長にとっても晴れ舞台。それをさりげなくサポートするとは、素敵すぎます。
しかも、それに気づいた私(笑)なかなかの洞察力! と自画自賛(笑)

さて、モデル名が「207」から「208」に変わったこのモデル。
207は元気でやんちゃなイメージだったのに、208はちょっと落ち着いた感じに。フロントの部分の厚みが出て、より塊り感が出たせいかもしれません。
207は、グリルが強調されて「バケラッタ」口でしたが、フロントの厚みのおかげで少し控えめに見えます。
しかも、下あごが出ている「受け口」タイプ(笑)。なんとも憎めない顔ですね。
ライトは前後とも下部分が少し突き出し、より凝ったデザインに。
しかし、何より大きく変わったのは、フロントのライオンのエンブレム。
207まではライオンのまわりに長方形の囲いがあり、その中に3Dの立体的なメタリック仕様のライオンがいました。
下部分も同様のメタリックで囲まれているので、見ようによっては「檻の中のライオン」。
208は2010年から使われたプジョーの檻がなくなり、晴れてのびのびとボンネットに。「放たれたライオン」ですね。
そして、フロントグリルの上部分に「PEUGEOT」という文字のロゴ。
今月のお友達は、ボディカラーに艶っぽい深い赤「リオハレッド」をまとっておりますが、フロントグリルのまわりなどクロームで、“口” が強調されています。
そう、この頃はクローム多めのギラギラ感強めがトレンドで、Cピラーにもクロームのアクセントが入っています。

フロントライトは下部分が出っ張って、シンプルなものからアクセントが付いたものに。
リアのライトには3本のライオンの爪痕がくっきり。このあたりから「爪痕」がフィーチャーされたのかも。

インテリアで目につくのはシート。
無地のレザーと柄の入ったファブリック、そこにステッチが入っていますが、素材と柄の組み合わせが抜群で、肉厚、しかも座り心地がいいシートはさすがです!


車内もお洒落で、ドアハンドルのまわりはクロームとピアノブラックの加飾でスタイリッシュであり、かつ上質感を演出。

ステアリングは、プジョーが俊敏な操作とリラックスしたドライビングを実現するため、新世代コックピット「i-Cockpit」を採用し、その第1弾がこの208。

「小径ステリング」、「ヘッドアップインストルメントパネル」、「大型タッチスクリーン」の3つの特徴があり、ステアリングを小ぶりにしてステアリングの上からメーターを見る、というスタイル。
ステアリングの手が触れる部分はパンチングのレザー。メーターはアナログメーターですね。

シフトレバーはATかと思いきや、実はMTという。ぼーっとしてたら間違えそう。

サンバイザーは嬉しい伸びるタイプ。特にサイドに動かすと、横からの日差しを遮ってくれそう。

さらに、室内はツートーンで、ピラーより上は白。おかげで車内は明るく感じられます。
いろいろなチャレンジとフレンチポップの融合が先代208。改めておめでとう♪
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カーライフ・エッセイスト
吉田由美
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。車回りのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にTV、ラジオ、WEB、イベントなどで広く活動中。人気ブログ「なんちゃってセレブなカーライフ」も更新中!
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