シトロエンC5 3.0エクスクルーシブ 【ちょい乗り試乗】
2009/02/18
輸入車の大試乗会に参加してきました。普段あまりお伝えすることのなかった車にも乗れたので、その中から今回はフランスのミドルクラスセダンであるシトロエンC5 3.0エクスクルーシブをご紹介したいと思います。もちろん、旧型との比較を意識して試乗しました。
昨年末の2008―2009 日本カー・オブ・ザ・イヤーでインポート・カー・オブ・ザ・イヤー賞に輝いた同車。ハイドラクティブIIIプラスという独創的な足回りをもっています。
プレスリリースにはM・ベンツCクラス、BMW3シリーズと競合するとありますが、サイズはこれらの車より大きめ。とはいえM・ベンツEクラスよりは小さいボディです。
旧型の足回りは一世代前となるハイドラクティブIII。乗り心地的にはほとんど変わりません。旧型も現行型も、特に高速道路で他メーカーの車では決して味わえない乗り心地を提供してくれます。
もっとも、同車の先々代にあたるエグザンティアに乗っていた私としては、エグザンティアのほうがさらに“魔法の絨毯”っぽかったなと思います。いい意味でも悪い意味でも、ふわふわ。それに比べて旧型&現行型は、ドイツ車などからの乗り替えに違和感のない乗り味です。
下のグレードとなる2.0はいまだに4ATなのが残念ですが、3.0エクスクルーシブは6ATを搭載します。M・ベンツCクラスより大きなボディですが、加速はこれで十分力強いと思えるものです。またインテリアの質感やデザインは旧型C5よりかなり高級感のあるもので、“いい車を買った感”が強いのも、現行型のいいところ。
装備も凝っていて、ステアリングにはクルーズコントロール機能が左側に、オーディオの操作系が右側にあります。それらのスイッチのあるハンドルのセンター部分は、ハンドルを切ってもそこだけ固定されたままとなります。
運転席は背もたれ部分を上下段の二つに分けて調整することも可能で、しかも電動です。
3.0エクスクルーシブには運転席の腰の辺りにマッサージ機能が標準装備されています。実際試してみたのですが、ひなびた温泉施設にあるマッサージ機よりもいい感じでした。
乗り心地は旧型もややドイツ車風味。とはいえエクステリア&インテリア、サイズは新旧でずいぶんと異なり、とても同じ車名だとは思えないほどです。
旧型なら、50万円以下で十分見つけられますが、3Lモデルは100万円近くからと、少々高め。シトロエンマニアは、新型のドイツ車風というか、万人ウケする新型のエクステリアが気に入らないようですが、私はマニアまでいかないので、新型をオススメします。
昨年末の2008―2009 日本カー・オブ・ザ・イヤーでインポート・カー・オブ・ザ・イヤー賞に輝いた同車。ハイドラクティブIIIプラスという独創的な足回りをもっています。
プレスリリースにはM・ベンツCクラス、BMW3シリーズと競合するとありますが、サイズはこれらの車より大きめ。とはいえM・ベンツEクラスよりは小さいボディです。
シトロエンC5 3.0エクスクルーシブ(新車価格:479万円)
同車のハイドラクティブIIIプラスとは、スプリングとダンパーによるサスペンションの代わりに窒素ガスとオイルを使って独特の乗り心地を提供するもの。普段はソフトだけれど、高速道路などでは引きしまった乗り心地となります。旧型の足回りは一世代前となるハイドラクティブIII。乗り心地的にはほとんど変わりません。旧型も現行型も、特に高速道路で他メーカーの車では決して味わえない乗り心地を提供してくれます。
もっとも、同車の先々代にあたるエグザンティアに乗っていた私としては、エグザンティアのほうがさらに“魔法の絨毯”っぽかったなと思います。いい意味でも悪い意味でも、ふわふわ。それに比べて旧型&現行型は、ドイツ車などからの乗り替えに違和感のない乗り味です。
下のグレードとなる2.0はいまだに4ATなのが残念ですが、3.0エクスクルーシブは6ATを搭載します。M・ベンツCクラスより大きなボディですが、加速はこれで十分力強いと思えるものです。またインテリアの質感やデザインは旧型C5よりかなり高級感のあるもので、“いい車を買った感”が強いのも、現行型のいいところ。
装備も凝っていて、ステアリングにはクルーズコントロール機能が左側に、オーディオの操作系が右側にあります。それらのスイッチのあるハンドルのセンター部分は、ハンドルを切ってもそこだけ固定されたままとなります。
運転席は背もたれ部分を上下段の二つに分けて調整することも可能で、しかも電動です。
3.0エクスクルーシブには運転席の腰の辺りにマッサージ機能が標準装備されています。実際試してみたのですが、ひなびた温泉施設にあるマッサージ機よりもいい感じでした。
旧型と比べてどうか?
乗り心地は旧型もややドイツ車風味。とはいえエクステリア&インテリア、サイズは新旧でずいぶんと異なり、とても同じ車名だとは思えないほどです。
旧型なら、50万円以下で十分見つけられますが、3Lモデルは100万円近くからと、少々高め。シトロエンマニアは、新型のドイツ車風というか、万人ウケする新型のエクステリアが気に入らないようですが、私はマニアまでいかないので、新型をオススメします。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
シトロエンC5 3.0エクスクルーシブ 【ちょい乗り試乗】/旬ネタ
あわせて読みたい
巨匠 ジウジアーロがデザインした中古で買える輸入車を5モデル選んでみた
新型アウトバック発表だが日本市場スルーに絶望した人に贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
メルセデス・ベンツの電気自動車5選|中古車で超お得!新車価格の半額以下なEV物件もあるが、買いか?オススメな選び方を解説
“SUV疲れ”した人に贈る「代わりに、実用性も備えるスタイリッシュフォルムが新鮮なコレ、どうですか?」5選
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
令和のデートカー5選|現在のオススメをZ世代が紹介!プレリュード復活予定の2025年に選ばれるのはどのモデル?
新型VW パサートのセダン廃止に絶望した人に贈る「代わりこのプレミアムセダン、どうですか?」5選
マツダ RX-8の魅力は速さじゃない!? 中谷明彦とZ世代モータージャーナリストが、ロータリーエンジン搭載スポーツカーの魅力に迫る【カーセンサー中谷塾】#4
ケンドリック・ラマーの愛車 ビュイック GNXの中古車流通“0台”に絶望した人に贈る「このイケてる車、グラミー受賞ラッパー愛車モデルの代わりにどうですか?」5選