アメリカ映画の主人公になったつもりで、絶滅危惧車のエクリプスをチェックしよう!
2018/06/30
▲北米で製造され、日本国内には1995年6月に導入された2代目エクリプスアメリカンテイストあふれるスポーティクーペ
つい先日、三菱の新しいコンパクトクロスオーバー、エクリプスクロスが発売されたばかり。「エクリプス」というだけの車名を見て「もしかしたら間違い?」なんて思っている読者もいるかもしれない。
エクリプスはもともと、三菱がアメリカでクライスラーと協業し1989年に生みだしたコンパクトスポーツカーであった。ちなみにエクリプスクロスは、エクリプスのクロスオーバーという意味が込められているそうだ。
そもそも、エクリプスはコンパクトな4気筒クーペとして北米市場をターゲットとしていた。北米市場においてクーペは、パーソナルモビリティとしていつの時代も愛されるカテゴリーだった。
▲国内モデルに搭載されるエンジンは直4 2Lターボの4G63型のみ。MTモデルでは230psを発生する
▲スポーツクーペらしく、6ウェイスポーツバケットシートを備えておりホットな走りにも対応している三菱の北米工場で生産され、左ハンドルのまま日本では1990年に初代エクリプスが投入されることになった。続いて2代目は1995年、3代目は1999年に販売を開始し、2006年まで販売された。
面白いもので、2018年6月29日時点ではなぜか2代目しか掲載されていないようだ。
2代目はFF+2Lターボエンジンという1グレードのみで日本導入された。翌年には、オープンモデルもクーペと同じ1グレードで展開された。
ただ、デザインの都合上、全幅が1700mmを超えて3ナンバーとなってしまったことから消費者へのアピールが減った、ともいわれている。
ただ、今見ても、ロングノーズショートデッキ、ワイド&ローという昔ながらのスポーツカーデザインは、ただただ美しいではないか。
▲日本国内にも北米モデル同様、左ハンドル仕様のみが投入された
▲2代目エクリプスが国内に導入された翌年、オープンモデルの「エクリプススパイダー」も展開された映画「ワイルド・スピード」に登場したことも相まって、エクリプスの地位を不動のものにするかと思われたが、今のところそういった付加価値は見いだされていないようだ。
裏を返せば、お買い得だし、いずれエクリプスの存在が見直される時期が到来するかもしれない。「流通台数が少ない」ということは、「それだけ希少価値がある」と解釈できなくもないのだ。少しでも興味を持たれたなら、すぐに物件をチェックしていただきたい。
▲2018年6月29日現在、掲載台数は8台のみ! 今後価格が上がることも想定されるため、気になる方は早めにチェックすることをオススメする▼検索条件
三菱 エクリプス(2代目)あわせて読みたい
待望の次期型 三菱 パジェロ、エクステリアをガチ予想!
三菱の新型SUVがパジェロじゃなくてデスティネーターで落胆……それなら4代目パジェロをお得に狙うのはどう?
マセラティ MC12ストラダーレ最高額落札の盛り上がりの陰で、マクラーレンの“最終車両”コレクションがひっそりと販売されていた!?
三菱 トライトンで検討! ピックアップトラックは都市部暮らしにはマッチしないのか? 皆の視線をかっさらう荷台のあるおしゃれな車4選
新型デリカミニが発表されたけど初代の中古車価格は? 三菱の遊べる軽SUV、オススメの狙い方を解説
日々のチョイ乗り車を探しているけど、EVは眼中にない! っていう方、損はさせないから聞いてほしい。日常使いでも超優秀な大容量EV「N-VAN e:」の話
「このミニカが目印です」峠道にポツンと佇む、車好きが集うカフェのかわいい看板車
新型マツダ CX-5にディーゼル搭載がなくて絶望した人に贈る「代わりにこのディーゼル車、どうですか」5選
受注停止中のジムニーノマドの代わりに「三菱の5ドアコンパクトSUV パジェロイオ」はどうですか?
新型ダイハツ ムーヴもついにスライドドアに……。あえて“非スライド”を選びたい人にオススメの5選









