売れに売れた3代目プリウス、予算100万円で狙うには絶好のタイミングに突入!
2018/10/14
▲「プリウス」といえばこの顔を想起する人は多いのではないか。人気を博したこの3代目も、総額100万円での購入が現実的になってきた。今回は、その「こだわり方」に言及したい流通量がおよそ5000台で相場も下落中!
2017年1月末までに世界での累計販売台数が1000万台を超えたトヨタのハイブリッドカー(HV)。
中でもプリウスは、その4割近くを占める累計販売台数約400万台を記録。世界初の量産HVとして1997年12月に登場してからシリーズ4代目となる現行型に至るまで、常にトップクラスの人気を維持しているHV界のパイオニアだ。
新車では、2015年12月に登場したシリーズ4代目となる現行型が好調だが、中古車ではそのひとつ前の世代に注目。
流通量は約5000台(2018年10月初旬現在)と豊富で、相場も順調に下落しており、まさに絶好の買い時を迎えている。
特に予算100万円で狙えるゾーンは物件の層が厚く、上手に選ぶことでバリューの高い物件を手に入れることも可能だ。
2009年5月~2015年11月に生産されたシリーズ3代目は、ハイブリッド性能を大幅に進化させたことで30km/L超(JC08モード)の低燃費を実現した。
さらに、従来よりエンジン排気量を300ccアップした1.8Lエンジンを採用し、力強い走りも獲得している。また、後席の頭上空間も広がり、車内の快適性も向上。近所の買い物から長距離ドライブまで、そつなくこなせるオールラウンダー的なモデルとして人気を博した。
▲こちらが2009年5月~2015年11月まで生産されていた旧型プリウス
▲スリーサイズは4480mm×1750mm×1490mm。全長・全幅は現行型より若干スリム
▲アーチ型のセンターコンソールが印象的なコックピット。乗車定員は5名予算100万円なら後期型も視界に入る
現行型へ世代交代してから約3年となる現在、3代目プリウスの中古車の平均価格は105万円前後で推移。最安値帯はすでに総額40万円台まで下がっている。
また、約5000台流通する中古車のおよそ3割、約1500台が予算100万円圏内に入る。つまり、お得な物件を狙いに行くなら、予算設定として100万円は絶妙なラインと言える。
ただし注意点がひとつ。3代目プリウスは、2011年12月にマイナーチェンジが行われ、内外装の質感が一段とアップしている。
▲こちらが後期型。フォグランプ、ポジションライトなど、フェイス回りの形状・位置が前期型と違う他、シートの色やシステムインジゲーター(液晶)など、インテリアや快適装備類にも絶妙な変更が。一見して分からないが、質感には違いが出ているこのマイナーチェンジ以降の後期型も予算100万円圏内に入ってくるため、同じ予算でも何にこだわるかで狙い方が大きく変わってくるのだ。
そこで、“こだわり”別に、3つの攻略法を立ててみた。攻略法ごとに物件検索リンクも付けているので、ぜひご参考に。
【その1】“走行距離の少なさ”にこだわる
走行距離を5万km未満とすると、狙いは必然的に2011年11月までに生産された前期型に絞られる。
主なターゲットは、ベーシックな1.8Lか中間グレードの1.8S。選択肢が比較的多いので、低走行にこだわりつつ安い物件を見つけられるかがバリューアップのポイントとなる。
【その2】“上級装備”にこだわる
上級グレードのGの装備充実仕様となる「G ツーリングセレクション」と新車時価格320万円超だった「G ツーリングセクション・レザーパッケージ」に狙いを絞る方法だ。この場合も狙いは前期型に絞られる。
予算100万円圏内では多走行物件が多いため、走行距離8万km未満の物件が見つかれば、バリューはいっそう高くなる。
【その3】“新しさ”にこだわる
狙いはもちろん2011年12月以降の後期型となる。
ただし、こちらも多走行車が目立つため、走行距離8万km未満の物件の価値はかなり高い。グレードはLとSがメインターゲットになるが、もし予算を130万円までアップできるなら、上級グレードのGも視界に入ってくる。
ひとつ古い世代とはいえ、3代目プリウスはいまだに街中でもよく見かける現役モデル。
30km/L超の燃費性能もまだまだ魅力たっぷりだ。それが予算100万円で狙えるというだけでも十分にバリューが高い。ここで紹介した3つの攻略法を参考にしつつ、自分にピッタリの1台を見つけてほしい。
この記事で紹介している物件
トヨタ
プリウス 1.8 S 自社/ローン/対応/福岡/北九州/サイドエアバック 助手席エアバッグ ESC 運転席エアバック パワステ パワーウィンドウ ABS エアコン
本体価格59.8万円
支払総額68.6万円
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