新型 ホンダ ステップワゴンが登場。ハイブリッドとVTECターボを設定
2022/06/10
▲「#素敵な暮らし」をコンセプトに定めて開発された新型ステップワゴン。エアーとスパーダの2モデルが用意されており、月販5000台が予定されているシンプルなデザインのエアーと重厚なデザインのスパーダ
ホンダが新型ステップワゴンを5月26日に発表し、翌27日に発売した。月販計画台数は5000台。
新型ステップワゴンのコンセプトは「#素敵な暮らし」。ユーザーのライフスタイルに合わせて暮らしを豊かにする商品をめざして開発された。
ユーザーがイメージに合わせて選べるよう、AIR(エアー)とSPADA(スパーダ)の2タイプが設定されている。
設定グレードと税込み価格は下記のとおりである。
【e:HEV・FF】
・エアー(7人乗り) 338.25万円
・エアー(8人乗り) 340.45万円
・スパーダ(7人乗り) 364.1万円
・スパーダ(8人乗り) 366.3万円
・スパーダ・プレミアムライン(7人乗り) 384.67万円
【VTECターボ・FF】
・エアー(7人乗り) 299.86万円
・エアー(8人乗り) 302.06万円
・スパーダ(7人乗り) 325.71万円
・スパーダ(8人乗り) 327.91万円
・スパーダ プレミアムライン(7人乗り) 346.28万円
【VTECターボ・4WD】
・エアー(7人乗り) 324.06万円
・エアー(8人乗り) 326.26万円
・スパーダ(7人乗り) 347.71万円
・スパーダ(8人乗り) 349.91万円
・スパーダ プレミアムライン(7人乗り) 365.31万円
エアーはクリーン&シンプルな外観デザインに細いメッキモールが組み合わされて上質感を表現。
▲クリーン&シンプルがテーマのエアー。写真はエアー専用色のひとつであるシーグラスブルー・パールスパーダはワイドかつ重厚なラジエターグリルとボディ下端を一周するメッキモールにより、力強さと品格のあるエクステリアに仕上がっている。
▲ボディ下端を取り巻くメッキモールと重厚感のあるフロントグリルが特徴的なスパーダ。写真はスパーダ専用色のミッドナイトブルービームM(38500円高)使い勝手の良さを追求したインテリア
内装は「家族のための大空間」を進化させ、居心地の良さと、新たな使い方が見つかる自由な空間をめざして設計された。
▲エアーの内装は温かみのある色使いとファブリックでリビングルームのような安心感に包まれている。写真のグレー以外にブラックも用意
▲ダーク基調の配色で上質感が演出されているスパーダのキャビン。2列目がベンチシートの8人乗りもラインナップされているプレミアムラインはスパーダをベースに、外観にプラチナ調クロームメッキが、内装にスエード調とプライムスムースのコンビシートが採用されて質感が高められたモデルだ。
▲17インチタイヤ&ホイールやマルチビューカメラ、2列目シートヒーターも備わる最上級のスパーダ プレミアムラインは7人乗りのみの設定だ2列目シートは、前後のロングスライドだけでなく、キャプテンシートは左右にもスライド可能。
3列目シートは、ヒップポイントを高く設定し、前方シートとヘッドレストの形状を工夫することで開放感を確保している。また、クッションの厚みを増やすことで快適な座り心地を実現。この3列目はスッキリしまえる床下収納式に仕上がっている。
▲クッションの厚みが増して乗り心地が向上した3列目シート。左右別々に床下に格納できるコックピットには、10.2インチのフルデジタルメーターが採用されている。オーディオなどのインフォテイメント系情報と、ナビや運転支援情報が左右のメーター内に表示される。
▲フルデジタルメーター採用のコックピット。円形メーターの内側に表示される情報はステアリングスイッチで切り替えられる電動ハッチゲートは、停止角度を自由に記憶させられるため、狭い場所でも使いやすい。
電動スライドドアは従来のハンドル操作に加え、触れるだけで開閉できる静電タッチセンサー式を世界初採用。
PM2.5などの微粒子物質を検知し、空調とフィルターで浄化するクリーンエアーは全車に標準装備されている。
ドライバーも同乗者も快適に過ごせるよう、前後トレッドが拡大されて直進性と旋回時の高い安定感を実現。車体後部を中心に吸遮音材が追加され、フロアの剛性も高められて全席において静粛性と良好な乗り心地が高次元で両立されている。
独自のハイブリッドと1.5Lターボを用意。予防安全装備も進化
パワートレインは、ホンダ独自の2モーター式ハイブリッドであるe:HEVと、1.5L直噴VTECターボの2種類から選べる。
e:HEVは、エンジンのフリクション低減と熱効率向上を追求。モーターによる力強くて滑らかな走りに加え、クルーズ時にはエンジンが直結して効率の良い走りがもたらされる。シフトセレクターで「B」レンジを選ぶとアクセルOFF時の減速度が強くなり、ブレーキ操作の低減に役立つ。
直噴VTECターボは、エキゾーストポートやタービンが改良されてターボチャージャーの応答性が向上。4WDモデルも設定されており、雪上や悪天候時にも安定して走れる。
車載通信モジュールを通じてコネクティッド・サービスの「ホンダ・トータルケア・プレミアム」も利用できる。
全車に標準装備のホンダ・センシングは、先代よりも機能が進化&充実した。
アダプティブ・クルーズコントロールは、渋滞追従機能付きに進化し、ドライバーをサポート。この他、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、自動ハイビーム、渋滞運転支援機能も加わった。さらに、プレミアムラインにはアダプティブ・ドライビングビームも装備されている。
駐車時に便利なマルチビューカメラ、車線変更時に役立つブラインドスポット警告も新たに設定。マルチビューカメラは、前後左右4つのカメラが捉えた映像を合成して画面に表示。ブラインドスポット警告は後側方25m以内に接近している車両を検知するとドアミラー内のインジケーターが点灯して存在を知らせてくれる。
▲斜め後方に車両が並走しているときにインジケーターで知らせてくれるプラインドスポット警告はスパーダ系に装備されているスパーダには福祉車両もラインナップ
スパーダをベースにした、福祉車両の車いす仕様車とサイドリフトアップシート車は7月14日に発売される。
車いす仕様車には、フローリングフロアと電動ウインチが継承され、福祉車両の全車に電動ハッチゲートを標準装備。また、車いす仕様車2列目乗車タイプでは、車いすの固定点が増設され、リクライニングチルト式の車いすも固定可能になった。
福祉車両のモデル一覧と価格(非課税)は下記のとおり。
【VTECターボ・FF】
・スパーダ 車いす仕様車2列目乗車タイプ 355.5万円
・スパーダ 車いす仕様車3列目乗車タイプ 359.0万円
・スパーダ 車いす仕様車2-3列目乗車タイプ 364.5万円
・スパーダ サイドリフトアップシート車 339.6万円
【VTECターボ・4WD】
・スパーダ 車いす仕様車2列目乗車タイプ 379.5万円
・スパーダ 車いす仕様車3列目乗車タイプ 383.0万円
・スパーダ サイドリフトアップシート車 363.6万円
▲福祉車両にe:HEVの設定はなく、VTECターボのみ。また、全モデルともスパーダがベースに起用されている。写真は2列目シートが車外にせり出すサイドリフトアップシート車【関連リンク】
あわせて読みたい
ダイハツ コペンがついに生産終了することに絶望……。だったら「代わりにコレどうですか?」5選
次期型ホンダ CR-Vはアイアンマン顔!? グリルレスマスクで登場か
えっ、あのフリードが新車に近いのに250万円以下で狙えるの? 大人気ミニバンの中古車状況やオススメの狙い方を解説!
【悲報】新型カングーから樹脂バンパーが消滅! 絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
日々のチョイ乗り車を探しているけど、EVは眼中にない! っていう方、損はさせないから聞いてほしい。日常使いでも超優秀な大容量EV「N-VAN e:」の話
「私らしさ」が詰まったN-WGNはお父さんからの贈りもの
ホンダ N-ONE e:がかわいすぎる! でも……EVはキツイなら「EVじゃないN-ONE」はいかが?
コンパクトSUVオススメ5選|高級感あるお得な国産車をセレクト! 新型EV「eビターラ」に負けず劣らずなモデルとは?
ホンダ シビックタイプR(FK8型)の中古車価格が過去最安に! 人気国産スポーツカー、今オススメの狙い方は?
次期型シビックにも採用か? ホンダの次世代パワートレインを大胆予想









