これぞ“ベイビーグラチェロ”! 日本の道にもちょうどいいジープ コンパス
カテゴリー: ジープの試乗レポート
タグ: ジープ / SUV / コンパス / EDGEが効いている / 塩見智
2018/04/21
▲フレーム一体式モノコックボディ構造を採用する、レネゲードとチェロキーの中間に位置するコンパクトSUVの2世代目。旧型より全長を75mm短縮、トレッドは拡大されロードホールディング性を向上させているというベイビーグラチェロは、チェロキーではなくコンパス!
新型コンパスをひと目見て“これはベイビーグランドチェロキーじゃないか”と思った。
特徴的な7スロットのフロントグリルと精悍な形状のヘッドランプユニットからなる顔つきも、糖質制限しながら2週間やそこらで鍛えたのではなく、若い頃からまき割りなどを繰り返して作り上げられたリアルマッチョな肉体を思わせる台形ホイールアーチも、まるでグラチェロそのもの。
見た目買いするにふさわしいスタイリングだ。グラチェロより全体的に小さい。これならうちの近所の狭い路地でのすれ違いにもさほど気を使わなくて済むだろう。
日本のための箱庭グラチェロだ。実際には100カ国以上で売られるグローバルモデルなのだが。
▲グランドチェロキーと同系列のデザインを用いたエクステリア。FF(6AT)のスポーツとロンジチュード、4WD(9AT)のリミテッドをラインナップする2.4L直4NAエンジンと9速ATの組み合わせは特に印象に残るものではない。その代わり乗り心地がよいのと、静粛性が高いのが印象的。快適だ。4WDは普段FWDのオンデマンド式だが、それが不足に思えるような悪路はこの国にはほとんど存在しない。
では私自身がこの車を買う可能性は?
現在の私はインポーターが設定する”30代半ばの男女”というこの車のターゲットから10年ずれている。
確かにあと10歳若ければ、毎月のように小さな子供とオートキャンプに出掛け、冬には何度かスキーに出掛けていた。そのときにこの車を持っていれば満足度が高かっただろうな……。
上の子供が中学生になってほとんど一緒に出掛けてくれなくなった今の私に、この車で出掛けるのにふさわしい目的地はなく、高い悪路走破性も優れたユーティリティも宝の持ち腐れになってしまうのだ。
▲タッチ式ディスプレイを備えた、ブラックを基調としたインテリア。リミテッドにはBeats Audioプレミアムサウンドシステムを標準装備している
▲ラゲージルームは荷物に合わせて高さの調整が可能に。パワーリフトゲートはオプション(ラグジュアリーパッケージ)で用意された【SPECIFICATIONS】
■グレード:Longitude ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHC ■総排気量:2359cc
■最高出力:175/6400[ps/rpm]
■最大トルク:229/3900[N・m/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:6AT
■全長x全幅x全高:4400x1810x1640(mm) ■ホイールベース:2635mm
■車両価格:351万円
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