レクサス IS 【マイナーチェンジ】
カテゴリー: レクサスの試乗レポート
2009/01/21
350に匹敵する装備を250に与えるなど
モデルとしての熟成が図られた
PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説
内外装を中心に意匠を変更。安全装備の拡充もニュース
発売後3年を経過、今回のマイナーチェンジではグリル、フロント&リアバンパーなどを変更。350のみに設定されていたVDIMを250まで拡大設定した。DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説
基本の乗り味は不変だが、乗り心地は大幅に向上
やや重めでしっかりとしたステアリングの操舵感、正確なトレース能力ほか、乗り味自体は不変。一方でスポーティなバージョンSでも路面からの突き上げは減少した。SPACE室内空間の広さや演出を解説
上質な内装色の設定など、細かいながらレベルアップ
センタークラスターの意匠変更は行われているが、それほど目立たないのは元がよいからか。新内装色はバージョンLに標準、Sでもオプションで選べるのがいい。OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証
時を重ね、熟成の領域へ。そのブランドはさらに高まる
小手先のマイナーチェンジにならなかったのはブランド自体の元々がよくできている証明。今こそ、レクサスに乗るタイミングなのかもしれない。SPECIFICATIONS
グレード | IS250“version S” |
駆動方式 | FR |
トランスミッション | 6AT |
全長×全幅×全高(mm) | 4585×1795×1430 |
ホイールベース(mm) | 2730 |
車両重量(kg) | 1570 |
乗車定員 | 5人 |
エンジン種類 | V6DOHC |
総排気量(cc) | 2499 |
最高出力 | 158kW(215ps)/6400rpm |
最大トルク | 260N・m(26.5kg-m)/3800rpm |
車両本体価格 | 414.0万円 |
RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する
EQUIPMENT(装備)
“G-Link”対応のHDDナビなどほぼフル装備の内容。バージョンSではセミアニリン本革シートはメーカーオプション。
SAFETY(安全性)
VSC(横滑り防止装置)や電動パワステなどを統合的に制御するVDIMを250にも拡大し標準装備した点は高く評価できる。
ECO(環境性能)
低排出ガス性能は全グレード4つ星を獲得しており優秀。平成22年度燃費基準達成はIS250のみ。さらなる向上に期待。
MILEAGE(燃費)
IS250の10・15モード燃費は11.8km/L、IS350は10.0km/Lとなる。パフォーマンスとのバランスを考えると妥当か…。
VALUE(バリュー)
今回の目玉は350により近づいた250のレベルアップだ。安全装備も充実し、価格も350より80万円以上安いのは魅力だ。
総合評価
18

レクサス IS 【マイナーチェンジ】/試乗レポート
あわせて読みたい
巨匠 ジウジアーロがデザインした中古で買える輸入車を5モデル選んでみた
メルセデス・ベンツの電気自動車5選|中古車で超お得!新車価格の半額以下なEV物件もあるが、買いか?オススメな選び方を解説
“SUV疲れ”した人に贈る「代わりに、実用性も備えるスタイリッシュフォルムが新鮮なコレ、どうですか?」5選
【試乗】新型メルセデスAMG G63|改良により心地よさという価値が付加された新たなGクラス
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
【試乗】新型メルセデス・ベンツ Gクラス EQテクノロジー|電気の力でよりスポーティに、より高級に
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
令和のデートカー5選|現在のオススメをZ世代が紹介!プレリュード復活予定の2025年に選ばれるのはどのモデル?
新型VW パサートのセダン廃止に絶望した人に贈る「代わりこのプレミアムセダン、どうですか?」5選
マツダ RX-8の魅力は速さじゃない!? 中谷明彦とZ世代モータージャーナリストが、ロータリーエンジン搭載スポーツカーの魅力に迫る【カーセンサー中谷塾】#4