クリスマスプレゼントはこれでキマリ!? トヨタ MIRAIのぬいぐるみ、作ってみた
2014/12/17
作り方は至ってシンプル。ただし作業時間は……
その昔、愛車をかたどった手作りの「ぬいぐるみ」が流行ったのって、ご存じですか?
1980年代、ちょっとヤンキーなテイストの車の定番アイテムとして親しまれたぬいぐるみ。ゲームセンターなどでゲットした景品を並べるだけではなく、女の子が車好きなカレのために愛車をモデルにしたぬいぐるみを作ってプレゼントするという文化が一部でありました。
男の子にとって、彼女が作ってくれたぬいぐるみを車内に飾るのは一種のステイタスだったのですが、最近ではぬいぐるみを飾っている車自体、あまり見かけなくなりました。
「今、やっていないことをやることに価値がある!」ということで、唐突ですが車のぬいぐるみ作りに挑戦してみました。当時を知らない方にとっては目新しいでしょうし、これからの時期、クリスマスプレゼントにもピッタリなハズ(たぶん)。
挑戦するにあたり、まずはモデルとなる車を決めないと……。せっかく作るのなら、今いちばんホットな車がいい! となれば、トヨタ MIRAIを置いて他にはないでしょう。MIRAIのぬいぐるみを作る人なんて、世界で私が最初でしょうし(たぶん)。
思い立ったが吉日! とばかりに、手芸屋さんで材料を調達。針と糸はもちろんですが、手作りでぬいぐるみを作る際の定番素材であるフェルトや布、マークを付けるチャコペン、そして装飾品のスパンコールなど。材料費はぜんぶ合わせて約4,000円でした。
材料が揃ったところで早速作業開始! ちなみに工程は大きく分けると以下の3つ。
・フェルトを型紙どおりにカットする
・フロント、窓、屋根、フロア、サイドパネルなど、部位を分けて縫い上げる
・縫い上げた各部を合体させ、綿を詰めて完成!
なのですが……手芸は小学校の家庭科の授業以来な私の場合、フェルトのカット作業から大苦戦。その後もあらぬ所を縫い付けちゃったり、図面まで作ったにも関わらず、長さが全然合わなかったりして、やり直すこともしばしば。まさか、ぬいぐるみ作りがこんなに根気がいるものだとは。これを作っていた女の子たちの根性ってハンパないですね。
型紙を作るところからカウントして約20時間。ネットで縫い方を検索しながら製作するという超突貫作業でしたが、ついにMIRAIのぬいぐるみが完成! あらためて見てみると、ホイールベースがやけに短くて少々トールボーイなスタイルですが、それはご愛嬌。見ているうちにそれがだんだん味に思えてきます(たぶん)。
「カンタンなので皆さんもぜひ!」とは、とても言えません。だって、すごく大変なんだもの! でも、車好きなカレやお友達にこのぬいぐるみをプレゼントしたら喜んでくれるのは間違いないでしょう(たぶん)。この世に2つとない愛車のぬいぐるみを、もし女の子からもらえたら……私なら感涙モノです。
女子の皆さん、車好きのカレやお友達へのプレゼントとして、チャレンジしてみてはいかがですか?
【関連リンク】
- トヨタ MIRAI公式サイト(トヨタ)
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