クリスマスにはサービスエリアの「恋人の聖地」へドライブデート!
2015/12/20

車でサッと出かけられるサービスエリアの「恋人の聖地」
クリスマスにはやっぱり恋人とドライブデート。冷え込みが厳しいこの季節の夜でも車の中は暖かいし、なにより電車と違って2人きりになれるのが魅力です。他の人に聞かれたら恥ずかしい話ができたり、好きな音楽をかけられたり、おいしいものを食べながら移動できたりと、メリットはいっぱい。
だけどイルミネーションのキレイな大都市圏のデートスポットは、車ではちょっと足を運びにくいのも確か。利用しやすい大型の駐車場が完備されていればいいけれど、離れたコインパーキングに高い駐車料金を払って、寒い中を徒歩で延々と移動していると、せっかく車で来たのに! という気分になりかねません。
そこで車移動ですべてが完結する、高速道路のサービスエリア(SA)へ行ってみるのはどうでしょうか。特に、クリスマスを幸せに過ごしたいカップルにオススメなのが「恋人の聖地」。プロポーズの場所にも選ばれそうな、全国のロマンチックなスポットが選ばれているんです。
今回はSAやPAの中にある「恋人の聖地」のうち、特にオススメのスポットをご紹介。東名高速浜名湖SA(静岡県)、名神高速大津SA(滋賀県)、神戸淡路鳴門道淡路SA(兵庫県)です。
浜名湖畔で南京錠をロックして愛を誓い合おう
東名高速浜名湖SAは上下線で商業施設を共有する集約型のエリアで、名物のうなぎや浜松餃子などおいしいグルメもいっぱい。浜名湖に突き出した半島のような形となっていて、「恋人の聖地」のモニュメントがあります。
近くのフェンスには南京錠がいっぱい付けられています。これを一緒にロックすると、その2人は永遠に結ばれるという伝説があるそうです。南京錠はモニュメント近くの「恋人の聖地ショップ」または浜名湖SA内の売店で販売しています。



石山寺の絵馬に願いを込めて、琵琶湖の絶景を味わおう
浜名湖に続いては、琵琶湖を見下ろすSAをご紹介。名神高速大津SAは、上下線それぞれに「恋人の聖地」のモニュメントが設置されているSA。それぞれ琵琶湖が望める、屋上の展望テラスに設置されています。
こちらは南京錠ではなく、絵馬を飾るのが定番。大津市内にある石山寺の絵馬が売店で販売されています。石山寺は紅葉の名所として知られており、古くは紫式部がここを訪れたときに『源氏物語』の着想を得たとされる由緒あるお寺です。上り線はハート型のモニュメント。下り線はフォトスポットとしても人気を集めています。



明石海峡の絶景を堪能したら、グルメと観覧車で楽しもう
明石海峡大橋を望む絶景のオーシャンビューが堪能できるのは、神戸淡路鳴門道の淡路SA。ハイウェイオアシスとして淡路島公園を併設するこのSAは、全国でも屈指の規模を誇る、楽しさ満点のサービスエリアです。大観覧車や展望台の他、ハイウェイオアシスにはバーベキューやイタリアン、鯛料理のレストランや物産館など、多彩な設備が揃っています。
「恋人の聖地」があるのは上り線。淡路SAは施設や建物が多いぶん複雑な構造になっていますが、上り線の駐車場へは上下どちらからでも車で移動することができるので、安心してください。ルートがわからなくなったら、インフォメーションで尋ねてみましょう。
淡路SA上りの「恋人の聖地」は、明石海峡大橋を目印に進むと現れます。まず目に入るのが大きな花時計。2000年に開催された「ジャパンフローラ2000」(淡路花博)の終了後に設置されたものですが、現在のものは2010年に再設置された2代目になっています。
花時計の左手奥にある小道を進んでいくと、真っ白な「ハートランドゲート」が。天井には無数の穴が空いていて、そこからはハート型の光が降り注ぎます。このゲートは、明石海峡の風景を切り取る「額縁」としても機能しているものなんです。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。



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