ハッチバック好きスチャダラパーBoseが90年代セダン・アルファ155に魅了されたワケとは?
2022/04/14

日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパーのMCであるBoseが、カーセンサーで気になる中古車を探して実際に見に行く本企画。
今回は、雑誌カーセンサーで取材した神奈川県の販売店『エーゼット オート横浜』でアルファ ロメオ アルファ155をチェックしたときの模様を詳しくお届けします!

スチャダラパー
Bose
1990年にデビューし、1994年「今夜はブギー・バック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。スチャダラパーが満を持してYouTubeチャンネルを開設! 詳しくは公式HPへ。愛車はフィアット ウーノターボなど
おじさんの車だと思っていたセダンの良さが見えてきた!
編集部 Boseさん、今回は古めのイタリア車、フランス車を数多く扱うエーゼット オート横浜さんにお邪魔します!
▲1980~2000年代の走って楽しいネオクラなイタ・フラ車を得意とするお店。在庫数はなんと200台以上で、MT車の比率が非常に高いんです!
代表 岩原和彦さん Boseさんご無沙汰しています。今日はどの車を見に来たのですか?
▲長年イタ・フラ車を見続けてきた岩原社長にお話を伺います!
▲アルファ75の後続モデルとして1992年9月に日本へ導入されたスポーツセダン。今回Boseさんがセレクトした2.5LV6モデルの他にも、2Lのツインスパークと2Lターボで4WDのQ4を用意岩原 この時代のアルファ ロメオのV6エンジンは彫刻のような美しさがあるんですよ。ぜひ見てください。

岩原 147もいい車ですね。ツインスパークはアクセルを踏み込んで高回転まで回すのが楽しいエンジンです。
岩原 そうだったんですね。
▲掲載時の本体価格は99.9万円でした岩原 流通量は少なくなりましたが、オイルや水まわりなど、メンテナンスさえしっかりすればまだまだ長い付き合いができますよ。

岩原 この時代のアルファ ロメオはインテリアにかなりお金をかけていました。特にそれを感じるのはシートだと思います。

岩原 1990年代以降、世界の自動車メーカーはコストを下げるために、メーカーの垣根を越えてグループで部品を共用するようになりました。戦略としては正しいことですし、生き残るのに必死ですから当然のことだと思いますが、やっぱり寂しさもありますよね。
岩原 これは私の印象ですが、ヨーロッパの人々は車に対して注文がうるさいのだと思います。そして、大衆車に乗る人ほど口うるさいから(笑)、全体のレベルが上がっていくのでしょうね。コンパクトハッチバックのエントリーグレードでも、昔から実にしっかりしたシートが備わっていましたから。
▲ドアにはたばこの吸い殻入れを装備。古き良き(?)時代の名残を感じます
岩原 シートがいい車というと、私は真っ先にシトロエンが頭に浮かびます。155のシートはそれとは違う、スポーティさも備えたものになります。
岩原 パーツ供給面などから155は難易度が高いという意見もありますが、私は大丈夫だと思っています。もちろん、メンテナンスはしっかりやってやる必要があります。逆に言えばそれさえきちんとやれば、20万kmくらい普通に乗れますよ。
▲実は荷室がかなり広い! キャンプも行けちゃうぐらいの積載量です
編集部 へぇ、なんか意外です。Boseさんといえば小さなハッチバックというイメージが強いので。
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