小さくても質感バツグン!iQが50万円台から狙える!?
2014/03/19

予算90万円でオトクにダウンサイジング!

iQの中古車相場(2014年3月4日現在)。流通量は増加していますが、相場は下落傾向です。約5万円とわずかではあるものの、値下がりしています

コンパクトカーながら、バツグンの存在感を放つエクステリア。ひと目でiQとわかる、前後が短い独特なフォルムもステキです

インテリアには、海中を舞うマンタをモチーフとしたセンタークラスターやドアトリムなどが採用され、質感の高さと先進的な雰囲気が演出されています

大人3名が快適に座れ、子供1名の乗車あるいは荷物の積載が可能。5:5の分割可倒式リアシートの採用によって大型スーツケースを積むこともできます
車選びはダウンサイジングの時代に!
今、車をダウンサイジングする方が増えています。ボディサイズや排気量を小さくし、必要以上にサイズや性能を求めなくなってきました。その背景には燃費へのこだわりがあり、結果としてコンパクトカーへの注目がより高まっています。
ただコンパクトカーはコストの問題もあって、ミドルサイズのセダンなどに比べると内装の質感や装備などはどうしても劣ります。その点がユーザーからすると、ダウンサイジングの悩ましいところでしょう。
そんな気持ちを察してか、一部の輸入車メーカーは「質感の高いコンパクトカー」をどんどん登場させています。しかし、実はトヨタは5年以上前からそういった車をリリースしていたんです。
「小さな高級車」を地でいくコンパクトカー
ご存じの方も多いと思いますが、2008年11月に登場したトヨタ iQはまさにダウンサイジングの先駆け的存在でした。
コンパクトカーとは思えないほど内装の質感が高く、9つのエアバッグや横滑り防止装置のS-VSCを備えるなど装備も高級車並に充実しています。
ボディは全長2985mm×全幅1680mm×全高1500mmと超コンパクトながら、4名乗車が可能。その高効率なパッケージを実現させたのは「オーバーハング(ホイールベースからはみ出した部分)の短縮」です。タイヤをエンジンより前に位置することでフロントオーバーハングを、燃料タンクをフラットにして床下に搭載することでリアオーバーハングを短くしました。
これによって個性的なスタイリングとなっただけでなく、最少回転半径は世界トップクラスの3.9mを実現。狭い駐車場でもスイスイ移動できます。
さらに、燃費性能もJC08モードで21.0km/Lと優れており、経済性を兼ね備えていることも魅力です。
時が経ち、ついにオトクな存在に!
それほどの車ですから、新車時価格はもっとも安いモデルでも140万円とコンパクトカーとしては、なかなかのお値段でした。
しかし、時が経ち中古車の流通台数が増えたことで徐々に中古車相場も下落。直近3ヵ月で平均車両価格が約82万円から約77万円へと値下がりしており、非常に狙いやすくなっています(2014年3月4日現在)。
具体的にカーセンサーnetの掲載物件を見てみると、総額90万円以下のカーセンサーアフター保証対象車が19台もありました。カーナビやETC付きの物件が多く、上級グレードであるレザーパッケージも存在しています。総額50万円台の物件もありますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
※プランでCSA保証を付けた場合、総額90万円を超える場合があります
この記事で紹介している物件
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