新型の登場で旧型ミニがグッとお手頃になりました
2014/07/02

素晴らしいビジュアルと俊敏な走りを総額200万円以下で手に入れる!

こちらは2007年2月から今年4月まで販売されたR56こと旧型ミニ。ビジュアル的には写真下の新型ミニと「ある意味ほとんど同じ」と言えます

こちらが新型ミニで、クーパーとクーパーSは3気筒ターボを搭載。車に詳しくない人が写真上と見比べても「間違い探し」みたいなものでしょう

こちらは旧型ミニのインパネ回り。F56こと新型ミニのインパネまわりも似たようなデザインなのですが、質感はF56のほうが上かと思います

新型の走りはしっとりと上質な感じに進化しました。逆に写真の旧型のほうが「キビキビとしてていいね!」と感じるかもしれません
「いつかはミニ」と思っていたなら今がチャンス
2014年4月12日にフルモデルチェンジされた新型ミニの納車が本格化している今、旧型ミニの平均車両価格が下がるとともに流通量が増え、狙いやすい状況になっています。「いつかはミニ!」と思っていた方はこのタイミングで新型ではなく、あえて旧型を狙ってみるのがオススメです。
もちろん、車としての総合力では旧型よりも新型のほうが上回っています。設計が新しいのですから当たり前ですよね。特に新型は、ホイールベースが30mm延長された関係でリアの居住性が改善されています。そのあたりは、使い方によっては重要なポイントでしょう。
また新型に搭載される3気筒ターボエンジンは、高出力でありながら従来の4気筒より燃費性能が優れていますので、燃費をかなり気にする方は新型のほうがいいかもしれません。
見た目も走りも(ある意味)ほとんど変わってません
しかし、ミニという車にとって非常に重要なポイントである「活発な走り」と「デザイン性の高さ」はどちらも素晴らしく、こう言うとお叱りを受けるかもしれませんが、新型も旧型も“似たようなもの”です。
というのも、デザインは見てのとおり旧型のテイストを完全に踏襲しているので、ある意味ほとんど同じ(あくまで“ある意味”ですが)。車に詳しくない人が見れば3代目にあたる新型も旧型も、いや初代ですら、その違いに気づかないはず。そういう意味で「似たようなもの」なわけです。
走りも、例えばレーサーがサーキットや峠などで限界に近い走りをすればいろいろな違いを把握できるのでしょう。しかし、われわれアマチュアが公道で多少飛ばすぐらいのレベルでは「どちらも活発で楽しいですね!」という印象以外は出てきません。いやむしろ、新型は方向性として「上質な乗り味」になっていますので、もしかしたら旧型のほうが「乗って楽しい!」と感じる可能性すらあります。
カーセンサーアフター保証対象車でも200万円以下!
そんなこんなで新型に全然負けていない旧型ミニが、新型の納車が本格化するにつれて流通量を増やし、平均価格を下げています。具体的には4月上旬から約2ヵ月間で、平均価格が約10万円も下がっています。さらに言えば、カーセンサーアフター保証が付けられて、走行距離が3万km以下のクーパーまたはクーパーSが総額200万円以下、というのが現状。総額160万円台からでも狙えます。
もちろん3気筒ターボを搭載した新型ミニは素晴らしい車ですが、支払総額がおおむね100万円以上違うことを考えれば、「旧型で十分じゃない?」という考え方も生まれてきますし、人によっては積極的に旧型を選びたくなるでしょう。
新型が登場したことで、旧型ミニの相場は今後数年でさらに大きく下がるはず。しかし機械としての旬を考えると、あまり古くなってから買うのも考えものです。新型へ乗り替えるユーザーが多いこのタイミングで、良質な旧型をなるべく早く、なるべく手頃な価格で入手し、長く楽しむ。それこそが賢い買い物だと思うのですが、どうでしょうか?
※プランでCSA保証を付けた場合、総額200万円を超える場合があります
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