日産が“LEAF to Home”を公開。家庭で使う2日分の電力をリーフが供給
2012/06/15
ニチコンが開発した“EVパワーステーション”により、リーフが暮らしの電源に!


日産が、電力供給システム“LEAF to Home”を公開しました。LEAF to Homeとは、ニチコン株式会社が開発した“EVパワーステーション”を活用し、電気自動車リーフの大容量バッテリーに貯めた電気を住宅へ供給することを可能とした、世界初となるシステムです。
EVパワーステーションを、一般住宅の分電盤へ、そして日産 リーフの急速充電ポートへ繋ぐことで、駆動用の大容量リチウムイオンバッテリーに蓄えられた電気を、住宅の電源として使用することが可能となります。操作は液晶タッチパネル式で、使用シーンにあわせた各種動作モードを搭載。家庭の電力容量と消費電力に応じた供給調整が自動で行なわれます。
EVパワーステーションの使用により、停電時や非常時のバックアップ電源としてはもちろん、電力需要が低く料金の安い夜間に蓄えた電力を、日中の電力需要が高まる時間帯に使用することも可能になります。日中の電力消費ピークシフトへの貢献となるほか、電気料金の節減にも期待ができます。なお日産 リーフのバッテリー蓄電能力は24kWh。最大で一般家庭の日常使用電力、約2日分の蓄電が可能です。
EVパワーステーションの価格は、標準的な設置工事費用を含み、33万円(税込)程度となる予定。(※経済産業省の充電器などに対する補助金制度が適用された場合)6月中旬より、日産販売会社を通じて購入が可能です。
LEAF to Home
http://ev.nissan.co.jp/LEAFTOHOME/
【日産 リーフの中古車を探す】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
歴代スイフトスポーツの中古車価格や流通台数を解説|祝・スイフト生誕25周年【保存版】
新型日産 マイクラが待ちきれない人に贈る「今すぐ買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
【試乗】新型 ランドローバー ディフェンダー オクタ|オフロードでもオンロードでも “究極のパフォーマンス”を発揮する635psのラリーベースモデル
ヒョンデ インスターは見た目もサイズも最高! でも……EVはキツイという人に贈る「代わりにコレどうですか?」5選
【試乗】新型 フィアット 600ハイブリッド|ドライバーをとりこにするハンドリング、これぞイタリアンコンパクト!
【試乗】新型 フォルクスワーゲン ゴルフ R|走行性能アップでクルージングからサーキットまでこなす“真のオールラウンダー”へ!
巨匠 ジウジアーロがデザインした中古で買える輸入車を5モデル選んでみた
【試乗】新型 ヒョンデ インスター ラウンジ|かわいい見た目に安心感を兼ね備えたコンパクトEV
自由と絶景とハプニング! ルノー アルカナで行く神様が集まる「神津島」への旅
【試乗】新型 アウディ S5アバント|エンジンフィールが気持ちいい! マイルドハイブリッドを備えた新ネーミングの基幹モデル