BMW コンセプトX6 アクティブハイブリッド【東京モーターショー2007】
2007/11/05
SUV×クーペ×新型ハイブリッド
世のSUVと差別化をはかるように、XモデルをSAVと呼んでいたBMWだが、SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)という新ジャンルを提唱するこのコンセプトモデルがX6アクティブハイブリッドだ。ハイブリッドの中身としては、エンジンに2つの電気モーターをかけあわせる構造をもっていて、エンジンのみで駆動する車と比べて燃費が最大20%向上するという。エンジンとモーターの協調システムはGM、ダイムラークライスラーと三社で共同開発されたもの。それが「2モード・アクティブトランスミッション」であり、無段階変速機構ECVT(電子制御式連続可変トランスミッション)を採用、「発進および低速走行用」と、「高速走行用」の2つのモードが設定されている。これにより走行状況に応じて駆動トルクを最適にするのだ。またモーターが2つあるので、状況によってどちらか一方をエンジンパワーの一部を利用してバッテリーを充電したり、あるいは駆動するモーターの方へエネルギーを送ることができる。
実用化への開発が進む海外メーカーのハイブリッドシステム。まだ市販には時間がかかりそうだが、このコンセプトX6 アクティブハイブリッドに関してもさらに具体的なスペックが聞ける日を待つことにしよう。

↑クーペフォルムをことさら強調するのはセダンに限らずいよいよSUVへも…。ハイブリッドを搭載しないモデルを近々発売するのではという憶測もある

↑ハイブリッドシステム搭載車でBMWの“駆けぬける歓び”を実現できるのか。その辺りは興味が尽きないところだ
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