第113回 日産 ティーダラティオ(現行型)【おいしい中古車】
2010/01/22
■広くて質感の高いコンパクトセダン
今回は、現行型で手頃なセダンをお探しの方にピッタリの一台をご紹介します。日産のティーダラティオという車をご存じですか? クラスを超えた上質感をウリにしたコンパクト、ティーダのセダン版です。これが驚くほど安い! 現行型でありながら、50万円以下でも余裕で買えちゃうんです!ティーダラティオが登場したのは、2004年の10月。デビュー当初は1.5Lエンジンのみでしたが、その後1.8Lモデルも加わり、1.5Lと1.8Lの2種類となっています。ミッションは4ATとCVT、そして6MTの3種類。1.5Lのベースグレードと4WDモデルに4AT、1.5Lの上級グレードにはCVT、1.8LモデルはCVTと6MTが設定されています。
↑スタイリッシュではないものの、うまくまとめられたエクステリア。上級車と同等の塗装品質が確保されているなど、外装のクオリティも高い(左右)
ティーダラティオの特徴は、何といっても車内の広さ。外から見る分にはとてもコンパクトなんですが、中に入ると「え、同じ車?」と思ってしまうほど広いんです。確かにちょっとずんぐりむっくりで、決してスタイリッシュとは言えないかもしれませんが、居住性はバツグンです。広さといえば、後席やトランクの広さもハンパじゃないです。後席はレッグスペースもヘッドクリアランスもゆとりたっぷりで、もはやシーマ並み。トランクスペースは467Lというコンパクトセダンにあるまじき大容量を誇っています。
そしてもう一つの特徴は、コンパクトカーのティーダ同様、質感の高さです。「コンフォート&モダン」をテーマに、上質な素材と精度の高い作り込みにこだわって仕上げられています。一度乗ってみればわかりますが、ミドルセダンや200万円級の車から乗り替えても、安っぽさを感じることはまずないでしょう。
↑クラスを超えた質感の高さを誇るインパネ回り(左) ゆとりたっぷりのリアシートは快適そのもの(中) 操作しやすい純正ナビのカーウイングス(右)
■50万円以下でも程度良好!
さて、そんなティーダラティオではありますが、中古車市場では激安です。程度の良さそうな物件でも50万円しません。例えば、1.8Lモデルの18G、走行3.3万km、修復歴なしの物件が39万円です。装備充実、エンジンもゆとりある1.8Lでこの値段ですからね。当時の新車価格は184.8万円なので、これだけ程度の良さそうな現行型車が5分の1近くで買えるわけです。燃費だって当時の18Gで16.4km/L(10・15モード燃費)と、なかなか低燃費。さすがCVTといった感じです。コンパクトなので奥さんだって安心して運転できます。小さいながらも広くて質感の高いティーダラティオ、新生活に向けた初めての一台としてもオススメです!
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第113回 日産 ティーダラティオ(現行型)【おいしい中古車】/旬ネタ
あわせて読みたい
次期型トヨタ GRカローラが早くも動き出しか? 搭載エンジンを変更の可能性!
Cクラスはもはや大きすぎる……ならお得に買えるCLAクラスかAクラスセダンはどう? モデル比較、オススメの狙い方を解説
新車に近いミニクーパーが200万円台後半で買えるが、それって買いなの!? 中古車状況やオススメの狙い方を解説!
【試乗】新型 ボルボ XC60|軽快感はそのままにさらに静かに進化。ベストセラーミッドサイズSUVがマイナーチェンジ
【試乗】新型 ルノー キャプチャー|オススメは驚くほどきめ細やかな制御をするフルハイブリッドのE-TECH
トヨタ アクアのマイナーチェンジが近い? 最新の「トヨタマスク」に変身する人気の小型ハイブリッド
ホンダ シビックタイプR(FK8型)の中古車価格が過去最安に! 人気国産スポーツカー、今オススメの狙い方は?
小洒落たSUV、ルノー キャプチャーが大変身! でも、マイルドな見た目が好きなら前期型がいいんじゃない?
スバル STI S210の抽選販売に落選した人へ贈る「今すぐ買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
歴代スイフトスポーツの中古車価格や流通台数を解説|祝・スイフト生誕25周年【保存版】