【オンリーワンを探せ】異次元のカーライフを満喫できるキャデラック ブロアムエレガンス リムジン
2013/12/03
原稿執筆時点でカーセンサーnetに1台のみ掲載されている希少車を紹介するこの企画。今回、2013年11月26日に発見したのは「キャデラック ブロアムエレガンス・リムジン」です。はい、その名の通り全長6360mmの“リムジン”です。映画「静かなるドン」にて香川照之演じる主人公の送迎車として登場した車です。
まずはサイズの話を……。マイバッハ62の全長が6165mmですからブロアムエレガンス・リムジンのほうが約200㎜長い、という巨漢ぶり。とはいえ、リムジンとしては短く、詳細物件ページをご覧いただければわかるように、後席は基本2~3名用で補助席が2名分用意されています。
内装は、この頃のアメ車特有のベルベットのラウンジチェア風。今見るとレトロで、銀座の老舗高級クラブのよう(笑)。ブラウン管TVやビデオデッキが内蔵され、ノスタルジックな雰囲気です。そのままでもダサカッコ良いですし、現代のものにアップデートしても良いと思います。
そもそもリムジンは非日常的な車。本来は、ひと握りの超富裕層しか手にできない乗り物です。しかし、ブロアムエレガンス・リムジンはマイバッハ62と並んでも見劣りしないオーラを放ちながら、総額153万円で買えちゃうんです! もはやコスプレの世界であり、シャレの一環です。“遊び感覚”での購入をオススメします。
家族で使えば8名乗車も難なくこなせますし、デートやドライブで使えば乗せる人に笑みをもたらすに違いありません。ホテルの車寄せに乗りつけても、現役高級車に見劣りしません。たった153万円で異次元のカーライフを満喫できると思えば破格でしょう。
予算200万円で高級セダンを狙っている方、真剣にいかがでしょう? 目立つことが苦にならない方でないとキツいかもしれませんが、差別化においてこれほどの「武器」はありません。価格とイイ、個性とイイ、個人的にはカーセンサーnetで今、最もアツい車です!
Text/古賀貴司(自動車王国)
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