第36回 トヨタ ブレイド マスター 【見つけたら即買い!?】
2008/09/10
■傑作という響きがふさわしい高性能プレミアムハッチ
先日、おいしい中古車でも取り上げたトヨタブレイド。「大人しくない大人に、ショート・プレミアム」をコンセプトに、小さな高級車を目指して作られたハッチバックですが、実はそのブレイドにはさらなる上級グレードが存在します。ただでさえ“プレミアム”を謳うブレイドの最上級グレードとは?今回即買いとしてオススメするのが、そのトップモデルである「ブレイド マスター」です。まず、絶対に触れなければいけないのがエンジンだと思います。通常のブレイドが、2.4Lの直4エンジン搭載+7速シーケンシャルシフトマチック付きCVTなのに対し、マスターは3.5LのV6エンジン+パドルシフトを備えた6速ATの組み合わせ。このエンジンが絞り出すパワーは、なんと280ps!1470kgのカラダにとてつもなく大きな心臓を備えています。またこの6ATはパドルシフトを備えるなど、走りの装備に抜かりはありません。


280psを絞り出すエンジンとパドルシフトを搭載したからといって、VWゴルフR32やアルファ147GTAなどといった、いわゆる走行性能を突き詰めたホットハッチ系の車ではありません。あくまでも高級車としてのゆとりある走りを実現するために、高出力エンジンと最適なギアを選択できるパドルシフトを搭載したのです。
またこれは高性能モデルでは定石ですが、高出力エンジンに対応するため、専用チューニングサスペンションと16インチにインチアップしたディスクブレーキを装備しています。
ほかに280psのエンジンを積んだことほど大きなトピックスはありません。全面本革巻きシフトノブと17インチのアルミホイールを採用したことぐらいではないでしょうか。これは裏を返せば、一番ベーシックなグレードでも、トップグレードに負けない高いレベルの質感を実現している、というトヨタの自信の表れだと思います。



このマスターのなかでもオススメは、豪華装備仕様のマスターGというグレードです。ミリ波レーダー方式のプリクラッシュセーフティシステムやLEDの天井大型イルミネーション、本革&アルカンターラのシートを装備するなど、正真正銘のプレミアムにふさわしい一台です。
ブレイドマスターの“マスター”は、「masterpiece(マスターピース)=傑作」という言葉を引用したものだそうです。あなたも“傑作”の世界に触れてみませんか?気になった人は「ブレイド マスター」と入れて探してみてください。
<カーセンサーnet編集部・フクダ>
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