スバル フォレスター STI tS【ニューモデル試乗】
カテゴリー: スバルの試乗レポート
タグ: SUV / クロスオーバーSUV / CVT / フルタイム4WD
2010/12/22
PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説
tSシリーズの第2弾はSUVで
ベース車の運動性能をさらに向上させているSTIが手がけるコンプリートカー。レガシィに続き、新ブランドである「tS」の第2弾として大幅な改良を受けたフォレスターに設定した。ベース車両は2.5Lターボエンジン&5ATを搭載する「S-Edition」。販売は2011年3月31日受注分までの限定300台となる。DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説
SUVの概念は捨てたほうがいい
STIは一貫して「強靱でしなやかな走り」を提唱しているが、このモデルも同様。15mmローダウンした専用チューンサスペンションはしっかりと路面をつかみ、しなやかかつスッキリとした味わい。「ロール時にグラッとくる」SUVのハンドリングの概念はこの車にはまったく当てはまらない。アッパレです。SPACE室内空間の広さや演出を解説
STIファンでなくても大喜び
STIらしいスポーティな演出のうまさは前作であるレガシィでも証明されているが、専用の240km/hスケールのSTIロゴ入りメーターのほか、赤ステッチ入りの本革ステアリング、プッシュ式エンジンスタートスイッチなどが専用品。本革とアルカンターラのシートはヒーター&電動調整機構付きと充実している。OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証
特別な存在になれます
STIは「Sport,Always」というコンセプトをtSから掲げている。簡単に言えば乗った瞬間から「スポーツマインド」を体感できるというもの。そんな走りの良い車を所有する喜びはもちろんだが、他のフォレスターユーザーから見ても「特別な存在」として羨ましがられる一台なのではないだろうか。SPECIFICATIONS
グレード | フォレスター tS |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 5AT |
全長×全幅×全高(mm) | 4560×1780×1660 |
ホイールベース(mm) | 2615 |
車両重量(kg) | 1540 |
乗車定員 | 5人 |
エンジン種類 | 水平対向4DOHCターボ |
総排気量(cc) | 2457 |
最高出力 | 193kW(263ps)/6000rpm |
最大トルク | 347N・m(35.4kg-m)/2800~4800rpm |
車両本体価格 | 362万2500円 |
RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する(※点数は標準車のものです)
総合評価14/ 25 |
---|
EQUIPMENT(装備)2/ 5 |
ベースはMC時に追加された「S-EDITION」なので装備はそれに準じるが、オーディオは4スピーカー&アンテナでほかはディーラーオプションでの対応になる。オーディオパネルはカーボン調になる | SAFETY(安全性)4/ 5 |
元々フォレスターは全グレードにVDCを標準装備させるなど、スバル車の中でも安全装備が充実している。さらにこの車にはHIDランプやSRSサイド&カーテンエアバッグも標準装備する | ECO(環境性能)2/ 5 |
ベース車のデータになるが、2009年度排出ガス基準は50%低減で星3つ。2010年度燃費基準は残念ながら未達成。動力性能は十分な実力をもつので、次はぜひ環境性能の向上に期待したい | MILEAGE(燃費)1/ 5 |
コンプリートカーなので10・15モード燃費は公表されていない。エンジン自体もチューンしていないのでベース車に準じる形で判断した。その数値だが9.8km/Lと星一つ。正直ちょっとしんどい… | VALUE(バリュー)5/ 5 |
ノーマルに比べて価格は49万3500円高くなる。一見高く見えるかもしれないが、コンセプトに沿った装備内容を考えるとよくこの価格内に抑えたと思えるくらいコストパフォーマンスは高い |
スバル フォレスター STI tS【ニューモデル試乗】/試乗レポート
あわせて読みたい
新型アウトバック発表だが日本市場スルーに絶望した人に贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選
メルセデス・ベンツの電気自動車5選|中古車で超お得!新車価格の半額以下なEV物件もあるが、買いか?オススメな選び方を解説
N-BOX ジョイの新車価格に絶望した人に贈る「100万円ちょっとで買えるSUV風軽自動車、代わりにどうですか?」3選
“SUV疲れ”した人に贈る「代わりに、実用性も備えるスタイリッシュフォルムが新鮮なコレ、どうですか?」5選
【試乗】新型メルセデスAMG G63|改良により心地よさという価値が付加された新たなGクラス
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
新型CX-80登場から半年、前身モデルCX-8が買い時に? 中古車価格は? マツダの3列シートSUV、今オススメな買い方・選び方を解説
【試乗】新型メルセデス・ベンツ Gクラス EQテクノロジー|電気の力でよりスポーティに、より高級に
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 ヒョンデ インスター|軽自動車の十八番を奪うBEV! 愛らしいスタイルでも快適性はクラス以上!