ポルシェ パナメーラ (島下泰久)【海外試乗】
カテゴリー: ポルシェの試乗レポート
2013/09/02
パナメーラを選ぶだけで、私はわがままな大人ですと宣言しているようなもの。社会的地位を得ても周囲に流されない人の選択だ。できれば若いオーナーにはS E-ハイブリッドを選んでほしいけれど、きっとターボ エグゼクティブが売れるんだろうな
第二世代とうたうほどの全方位的進化版、発進
進化は想像をはるかに上回る
単なるフェイスリフトでしょとナメてはいけない。今度のパナメーラ、進化は想像をはるかに上回る。
外装の変更は、イメージを変えるほどではない。しかし実はリアウインドウの面積が拡大されているなど、その中身は単なるお化粧直しの範囲を超えている。
ホイールベースを150mm延ばした「エグゼクティブ」も登場した。後席は余裕がさらに増しているし、見た目も違和感はナシ。むしろ迫力がグンと増している。
まるでワンランク上の車になったかのよう
メカニズム面では、初のプラグインハイブリッドであるパナメーラS E-ハイブリッドに注目だ。家庭などで充電すれば、36kmのEV走行が可能。しかも、その先は普通のハイブリッド車として使えるから長距離ドライブだって楽しめる。エンジンとモーターの出力合計は416psで、走りだって十二分に刺激的なのだ。
パワートレインに関しては他にも、パナメーラS/4Sのエンジンが4.8LV8から3LV6ツインターボに変更されている。要するにダウンサイジングだが、実用域のトルクは増し、高回転域ではパワフル。しかも吹け上がりは爽快と、これが実にイイ感触なのだ。ま、それでも過給はイヤという人はV8自然吸気のままのGTSを。GTS含め他のエンジンも、すべてパワーは向上している。
しかも新しいパナメーラ、乗り心地や静粛性、そしてフットワークも目を見張るほどに洗練されていて、まるでワンランク上の車になったかのよう。そう、誰よりもフェイスリフトだと思ってナメていた筆者自身が、試乗して完全にノックアウトされてしまったのだ。
SPECIFICATIONS
| グレード | S E-Hybrid | ||
| 駆動方式 | 2WD | ||
| トランスミッション | 8AT | ||
| 全長×全幅×全高(mm) | 5015×1931×1418 | ||
| ホイールベース(mm) | 2920 | ||
| 車両重量(kg) | 2095 | ||
| 乗車定員(人) | 4 | ||
| エンジン種類 | V6DOHCスーパーチャージャー+モーター | ||
| 総排気量(cc) | 2995 | ||
| 最高出力[ps/rpm] | 333/5500-6500+95 | ||
| 最大トルク[N・m/rpm] | 440/3000-5250+310 | ||
| 車両本体価格(万円) | 1534 | ||
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