燃費No.1の軽を80万円台で!? 隠れ優等生の現行型アルトに今こそ注目を
2016/10/02
▲8代目となる現行型アルト。隠れ優等生と呼びたい理由とは?突然ですが……
今、一番燃費の良い軽自動車を皆さんはご存じでしょうか? 2016年9月時点だと、トップ3はこんな顔ぶれ。
第1位:スズキ アルト(37.0km/L)
第2位:スズキ ラパン(35.6km/L)
第3位:ダイハツ ミライース(35.2km/L)
首位に君臨しているのは、スズキ アルト(現行型)です。「あ、そうなんだ」と思った方、意外といるんじゃないでしょうか。
例えば、カテゴリーは違えど燃費が良いモデルの代表格、トヨタ プリウスやアクア、ホンダ フィットハイブリッドなどは、その性能を全面にアピールしたCMやプロモーションを打ち出してきました。
その割に、アルトはあまり大きな声で言っていないというか……筆者が見ていないだけなのかもしれませんが……燃費が優れている車という主張は目立ってしてきていないように思います。(繰り返しますが筆者が見ていないだけかも)実に謙虚で、スズキらしいといえばスズキらしいのですが、筆者的にはもっと声を大にしてアピールしてほしい!
というのも、今、中古のアルトがより一層旨味を増してきているんです。
中古アルトの旨味とは
アルトの中古車価格と流通台数を記録したグラフをご覧ください。
▲2016年6月20日から9月15日までのモデル平均価格(折れ線グラフ)と流通台数(棒グラフ)今年8月あたりから一気に流通量が増えているのが分かります。現時点(2016年9月16日)でもカーセンサーnet上で1600台以上。これは、なかなか選べる量です。しかも、細かく見ていくとかなり美味しい物件があることに気がつきます。
先ほどのグラフだと、もともと新車価格が高めのアルトワークスも含んでいるため、全体の相場自体はそこまで下がっていませんが、最安値帯を確認すると60万円台。グレードごとに見ていくと、台数の増えているLグレードなどはすでに下降傾向にあり、平均でも80万円台。
繰り返しますが、燃費No.1の現行モデルです。それがこの価格で手に入るとなれば、筆者的には、なかなか魅力的だと思うわけです。
アルトの魅力
え? 燃費の話だけでは、それが魅力的な価格なのか判断できない? ……大変失礼しました。もちろん、アルトの魅力は燃費だけではありません。
ここではシンプルに3つの魅力をご紹介しましょう。
★その1、軽くなったのに丈夫
現行型は、プラットフォームが刷新され、剛性や静粛性、衝突性能、走行性能などを大幅に向上させたうえで軽量化を達成しています。信じられないかもしれませんが、軽くなって丈夫になってるんです。スゴい。
★その2、他にはないデザイン
ご覧いただければ分かると思うのですが、エクステリアがとにかくインパクト大! シンプルなのに、どこか無骨で、でも品格のあるプロポーションに仕上がっています。目力を感じさせるヘッドランプまわりは、特に印象的で他にないデザインです。カラーバリエーションも豊富で、ツートン含め10以上の色を用意しています。
▲こちらは、ピュアレッドのアルト。独特のプロポーションと目力です★その3、装備が地味に実用的
なんと500ml紙パックも置けるフロントコンソールドリンクホルダー(5MT車を除く)や、カバンをかけられる助手席シートバックのショッピングフック(VPを除く)をはじめとして、豊富な収納スペースが備わっています。ありがたい!
いかがでしょうか。これにクラストップの燃費性能。筆者としては、頑張ってる感なしにテストでいい点数をとる「隠れ優等生」と称したくなってくる次第です。
▲運転席まわりはこんな感じ。細かな収納機能は一見して分らないのですが、乗ってみれば実用性は実感できるはず遠慮なく、高望みを!
さて、こんな隠れ優等生ですが、せっかく中古車として美味しい時期に買うならば、ぜひ高望みしてほしい!
というわけで、エネチャージ付きの最上級グレード「X」をオススメします。一番お高いグレードのはずですが、運が良ければ70万円台の物件も見つけることができます。超お宝級はレーダーブレーキサポートも付いて70~80万円前半。
せっかくですので、2万km走行以下・修復歴ナシくらいの高望み条件に絞って、こんなお宝物件を探してみてください!
▲Xグレードには「ミディアムグレー2トーンバックドア仕様車」も。画像は、ピュアレッド ミディアムグレー2トーンバックドア▼検索条件
スズキ アルト(現行型)× 660X/660X 4WD × 走行距離2万km以下 × 修復歴ナシあわせて読みたい
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