ボルボ V40 D4 Rデザインは最新最良のボルボを凝縮した贅沢なモデルだ
カテゴリー: ボルボの試乗レポート
2016/03/17
▲パノラマ・ガラスルーフやらharman/kardonのプレミアムオーディオシステムやら、もちろんボルボお得意の安全装備や運転支援機能、歩行者エアバッグまで全部標準装備というからかなりのお買い得仕様だ。200台の限定車ゆえ興味のある方はお急ぎをV40のボディに最新最良のボルボを凝縮した1台
ジャストサイズなV40“トルクフルなD4エンジン”スポーツ仕様という既存インフラをフル活用した、これまでありそうでなかった限定車だ。
ボルボは昨年主力5車種に一挙に2.0L4気筒クリーンディーゼル「D4」エンジンを投入している。中でもV40は日本市場における輸入Cセグメントで初のディーゼル搭載車であり、その商品力をさらに強化すべくスポーティなバリエーション「R-DESIGN」を組み合わせたというわけだ。
D4エンジンは190ps/400Nmと非常にトルクフルなのだが、V40のノーマルボディとの組み合わせではいささかフロントヘビーな印象があった。それもあって個人的なV40のベストはガソリン仕様のT3エンジン搭載車と思っていたが、この組み合わせが意外にいい。硬すぎず柔らかすぎず、ダンピングが効いた適度にスポーティな足回りのおかげで、フロントヘビーな印象が払拭されている。
またR-DESIGN専用のパーフォレーテッドレザーシートの滑らかな感触もいい。それもあってインテリアにはスポーティというよりも上質さが漂う。
さらに試乗車には先日、D4エンジンモデルにも設定がはじまった「ポールスター パフォーマンスパッケージ」も搭載されていた。これはボルボ公式チューニングプログラムで、出力を200ps/440Nmへと向上しながらも、燃費はノーマルと同等、そしてもちろんメーカー保証は引き継ぎ可能となるものだ。この恩恵も大きい。アクセルのつきがよくなり、ペダルを踏みこむとぐっと力強くボディが前に出る感触が楽しい。
V40をディーゼルエンジンで楽しみたいという人にとっては最良の選択肢といえるだろう。
▲R-DESIGN専用の内外装パーツを装備。ブラックのグリルやディフューザーなどを備える
▲専用アルミニウムパネルを装着、レザーにはコントラストカラー・ステッチが施された
▲個々のインジェクターに圧力センサーを備える、デンソー製i-ARTシステムを採用【SPECIFICATIONS】
■グレード:V40 D4 R-DESIGN ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1968cc
■最高出力:190/4250[ps/rpm]
■最大トルク:400/1750-2500[n・m/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:8AT
■全長x全幅x全高:4370x1800x1440(mm) ■ホイールベース:2645mm
■車両価格:459万円
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