予防安全装備の最新化はもはや当たり前! レヴォーグは走行性能も確実に進化している(試乗レポート)
カテゴリー: スバルの試乗レポート
2017/09/06
▲2014年の登場から3年が経過したレヴォーグがマイナーチェンジを行った。注目の装備としては、0~120km/hの速度域で先行車に合わせた速度制御と走行車線を読み取りステアリング制御を行う、最新のアイサイト(アイサイト・ツーリングアシスト)を採用していることだろう。だが、走りも確実な進化を果たしている2種類のパワートレーンを有するスポーツワゴン
レヴォーグは独自の設計要件から生まれたスタイリング、欧州車を意識したサスペンション設定、AWDシステム、燃費とドライバビリティを考え抜いた水平対向ユニット、CVTを進化させたリニアトロニック、どのエンジニアリングも結果として個性を強調し付加価値を高めたモデルだ。
パワートレーンは1.6Lと2Lのターボモデルのみの設定である。こう考えても、キビキビと走るスポーツワゴンをイメージしていることがよくわかる。当時は1.6Lターボが軽快な走りを見せ、しかもレギュラーガソリン仕様ということにも好感が持てた。
今回は、走りの点を中心にどう進化したのかを報告する。
▲スバルは、2016年10月にグローバルプラットフォームを初採用したインプレッサスポーツを発売した。新プラットフォームがもたらすしなやかなハンドリングとサスペンションで質感を一気に高めた。果たして旧型のプラットフォームを使うレヴォーグは、どこまでバリューを高めてきたかを楽しみに試乗を行った
■1.6Lモデルは静粛性と安心感ある乗り心地が向上
初めに試乗したのは1.6Lモデル。ターボのトルク特性を滑らかに感じさせるには、トランスミッションによる効果が多大だ。リニアトロニック(CVT)の設定は唐突な立ち上がり感がある印象。特に発進時に違和感を覚える部分があるが、走り出せばとても自然なフィーリングで気持ちいい加速感を味わえる。
だが、ギアタイプのトランスミッションに比べてエンジンブレーキはかかりづらい傾向にある。新型レヴォーグの進化をはっきりと感じられるのは、何といっても静粛性と乗り心地だ。路面からの振動入力を、タイヤを沈めて受け止め終止ボディをフラットな状態にさせるような印象で、走行中の安心感が増している。
これは、雨天時など路面コンディションの悪いシーンで、一層安心感を得られる進化だろう。特にリアの剛性と静粛性は良くなった部分でもあり、結果としてサスペンションが良く動き、路面の追従性を高めているのだ。ステアリングもしっとり感が増し、落ち着きがあるセッティングと言える。日常使いで選ぶなら性能といい経済性といい新しい1.6Lモデルはオススメだと思う。
■2Lモデルはスポーツカーのような豪快な走りが魅力
続けて2Lモデルを試乗する。静粛性や剛性感は1.6Lモデル同様確実に向上しているうえに、排気量がアップすれば、やはり走行性能への期待値は一層高まる。こちらはハイオク仕様だが、水平対向の2Lターボエンジンから絞り出される最高出力は300ps、最大トルクは40.8kgf・mにもなる。
スポーツリニアトロニックは、1.6Lモデルよりも唐突な立ち上がりも感じずスムーズだ。最もエンジンパワーが出る回転域でシフトアップしていくことでスポーツカーのような豪快な加速力を見せる。さらにアクセルを踏み込めば2Lモデルはとにかく速い。
AWDも積極的に回頭性を高めるセッティングで、スラロームではアクセルワークでレスポンス良く左右に車の向きを変えられるほどだ。おとなしく走らせることも、ワインディングを攻めることも可能なワゴンなのだ。
ステーションワゴンライフをスマートに送るなら1.6Lモデル、それに加えてスポーツドライビングも欲する人にはハイパワーの2Lモデル、といったようにエクステリアからの凄みよりも、表面的には分かりづらい内面的なパフォーマンスでユーザーに選んでほしいという、エンジニアリング主体の会社らしいメッセージを持ったラインナップと言える。
▲フロントグリルやフロントバンパー、LEDヘッドランプのデザインを刷新。より精悍なフロントフェイスに
▲一部グレードには新しいデザインのアルミホイールを採用(写真は18インチ ダークグレー+切削光輝)【SPECIFICATIONS】
■グレード:1.6GT-S EyeSight ■乗車定員:5名
■エンジン種類:水平対向4気筒 DOHC +直噴ターボ ■総排気量:1599cc
■最高出力:125(170)/4800-5600 [ kW(ps)/rpm]
■最大トルク:250(25.5)/1800-4800 [N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD(AWD) ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4690×1780×1500(mm) ■ホイールベース:2650mm
■車両重量:1560kg
■ガソリン種類/容量:レギュラー/60(L)
■車両価格:307.8万円(税込)
■グレード:2.0STI Sport EyeSight ■乗車定員:5名
■エンジン種類:水平対向4気筒 DOHC +直噴ターボ ■総排気量:1998cc
■最高出力:221(300)/5600 [ kW(ps)/rpm]
■最大トルク:400(40.8)/2000-4800 [N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:4WD(AWD) ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:4690×1780×1490(mm) ■ホイールベース:2650mm
■車両重量:1570kg
■ガソリン種類/容量:レギュラー/60(L)
■車両価格:405万円(税込)
【関連リンク】
- スバル レヴォーグ(現行型)のカタログはこちら
- スバル レヴォーグ(現行型)の中古車はこちら
- ※今回のマイナーチェンジモデルに限定したリンクではありません。ご了承ください
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