ルノー ルーテシアR.S.トロフィーは限界が高くパンチの利いた1台である
カテゴリー: ルノーの試乗レポート
2016/02/16
▲トロフィーを煮詰めたのはメガーヌR.S.から異動してきたエンジニアだそう。全体的にスパイシーな味付けなのに乗り心地の良さも失われていない。ミニサーキット通いお父さんの、希望の星です
フランスのスポコン筆頭銘柄、さらに鋭利な新シャシー
ルノー ルーテシアR.S.に新たに加わった「トロフィー」は、従来比で+20psの最高出力220ps、+20Nmの最大トルク260Nm。控えめな数値に聞こえるかもしれないが、Bセグメントの1.3tにも満たない車格には効果絶大で、5500rpmから上でさらにパンチが利くようになった。
スタートしてまず気づくのはBセグメント離れした、どっしりと手応えあるステアリング・フィール。ラック&ピニオンはシャシースポールより10%ほど速められている。踏み込んだ際の加速感は冒頭のとおりで、パドルシフトのレスポンスも一段と鋭いが、やはりこの車の主役はシャシー。
フロント20mm、リア10mmとショートスプリング化によって下げられた車高と相まって、ノーズの切れ込みは格段に過激さを増している。それでいて旋回に入ってからの舵の利きと応答性は絶大。微低速の乗り心地で揺すられることはあるが、足回りの上下のしなり感と剛性、四輪の接地感とその伝わり方の質までもが、とにかく高い。ブレーキのタッチは踏みつけた後に踏力で調整が利くタイプだし、トップエンドまでエンジンを使い切りながら軽さと回頭性にモノをいわせて、もっともっと突っ込みたくなる、そんなハンドリングだ。
惜しむらくは、箱根あたりでは窮屈さを感じるほど車の限界が高く、ミシュランのパイロットスーパースポーツ205/40R18というタイヤがややハイスペックすぎ!? と思わせる点。それだけ、全体として恐ろしく速い車に仕上がっているのだ。
▲新デザインの18インチホイールを装着。インテークブレードやキッキングプレートにロゴが入る
▲パンチングレザーのステアリングを装着。3種類の走行モードが選べるR.S.ドライブにはローンチ機能も
▲カムシャフトタペットにはDLCコートと呼ばれる摩擦を低減する、F1で培われた、技術も採用された【SPECIFICATIONS】
■グレード:Lutecia R.S. Trophy ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1618cc
■最高出力:220/6050[ps/rpm]
■最大トルク:260/2000[n・m/rpm]
■駆動方式:FF ■トランスミッション:6DCT
■全長×全幅×全高:4105×1750×1435(mm) ■ホイールベース:2600mm
■車両価格:329.5万円
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