自宅でポチポチ探せる現行型プリウスが中古車市場で増加中!
2016/09/18

中古車でも台数が増えてきた新型プリウスに注目です
「これがプリウス? エロいね!」のセリフが印象的な現行型プリウスのCM。2015年12月の発売ですが、街で見かけることも多くなっています。発売後1ヵ月の受注台数が10万台を超えたほど新車市場で人気のある車ですが、6月で発売から半年が過ぎ、ついに中古車市場にも在庫が増え始めてきました。
具体的には3ヵ月で200台前後から450台強へと倍増しています。最安値は総額で215.4万円。グレードはベースグレードとなるAからS、Eとありますが、オプションが充実している関係で販売もメインはSのようです。在庫を見てみると、Sが7割以上を占めており、ナビやETCが付いた状態で総額250万円前後がボリュームゾーンとなっています。
走行距離を見ると1000km未満のものも目立ち、そのほとんどがディーラーでデモカーだったものや試乗車、社用車として使われていたも。そのため、ボディーカラーもシルバーから青や黄色、黒など豊富に揃っています。また、中古車を探す際に不安な傷やへこみ、においなども、ディーラーでしっかりと管理されていた車なので安心して購入することが可能です。
気になる新車との価格差は、カーセンサーnetとトヨタのHPに乗っている見積りシミュレーションで比べてみたところ、Sグレード、ETC、ナビ付き、TSS(トヨタセーフティーセンス)搭載の場合、
カーセンサーnetでは走行距離0.1万kmの試乗車あがりが、総額247万円。
トヨタのHPで281.8万円となっており、新車との差は約30万円ほど。
また、納車についても、まだまだ人気のプリウスですから、納車も1ヵ月以上は最低見ておいた方がいいでしょう。もちろん、新車であればオーダーメイド的に気に入ったオプションで自分だけの1台を購入できるので一概に比較はできないかもしれませんが、見知らぬ誰かが、多少の距離を乗ったということが気にならないのであれば、今中古車で出ているプリウスを自宅にいながらお手軽に選ぶことができますし、納車もすでにある車なので、販売店との予定さえあえば、すぐに手に入ります。そういったわけで、絶対に新車じゃないと嫌だという方でなければ、中古車のプリウスは今かなりオススメなんです!

車としての完成度が非常に高い現行型プリウスが自宅にいながら選べちゃう
すでに新型プリウスの説明は必要ないという方もいるかもしれませんが、この車、とにかくすごいんです。TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)と呼ばれるトヨタの次世代プラットフォームが採用されており、乗ればその凄さがわかります。一般的にFMC(フルモデルチェンジ)といっても、その多くは前回よりどこをどう改良するか? といった具合に、いわばモデルチェンジ。もともとあるものを改良するという手法がとられます。しかし、このTNGAはそういったものをいったんゼロリセット。1から、いや0から最善のものは何かを考えつくりなおしました。プロ野球選手でいえば、昨年60本のホームランを打った選手が、その年のオフに0からフォームを作りなおすようなもの。筋肉から骨格、トレーニングから食事まで、生涯最高の成績を残していたスタイルを一度壊し、新たなフォームを作りあげたということです。
そうして出来上がったプリウスは、3代目に比べ車高が20mm、ヒップポイント(座ったときのお尻の高さ)が59mmくなっています。それにより、運転席の頭上は21mm広くなりました。つまり、車の重心が低くなり、さらに室内も広くなっているのです。

これが走りに大きな違いを生み出しました。カーセンサー編集部でもプリウスに乗ることがありますが、編集部員一同その走りを絶賛。低重心化による恩恵は、コーナーもキビキビと曲がれて地面に吸い付くような走りを実現しています。
この走りを一度は試乗してほしいですが、買うと決めてからは、いつもの中古車探しのようにいろいろな販売店に足を運ぶ必要はないかもしれません。今の在庫のほとんどは、試乗車や社用車、デモカーといった状態がわかりやすい車なので、自宅にいながらPCをポチポチとするだけで、自分にあった新型プリウスを探すことができるということです。
また、せっかくなら今話題の衝突安全ブレーキTSSが欲しいという方にも、2016年9月16日現在のカーセンサーnetで掲載台数が190台と豊富にあります。しかし、今はディーラーが徐々に在庫を増やしていっている時期ですが、そこは人気のプリウス、いつ減ってくるかわかりませんので、中古車でプリウス買うのも良いかもしれないと思われた方は、早めに動き出すとよいでしょう。ぜひ一度、手が空いたときに増えてきた選べるプリウスを見てみてください。


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