中古車でこそ狙いたいM・ベンツベスト10≪前編≫ 【なんでもベスト10】
2009/10/19
高級車でも中古車なら
リーズナブルに満喫できる
高級車の代名詞的存在であるM・ベンツですが、中古車なら思いのほか身近な存在になっているものも多数あります。中古車になって安くなったとはいえ、かつてはセレブに愛された車です。古き良きドイツ車の味わい、現役モデル顔負けのパフォーマンス、ひいては風格や快適性などを味わうことができるでしょう。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。M・ベンツと聞くだけで高級車と敬遠するのは、もったいないです。
第10位はM・ベンツSLクラス(現行)。速くて、快適で、見栄えも良い高速オープンクルーザー。常に最新テクノロジーが満載されるSLは、古くなりつつある初期型とて満足度が高いです。"魔法の絨毯"級に快適な乗り味は、どこまで走っても疲れを感じないほど楽チン。ようやく300万円台にまで値落ちしてきましたが、100万円ほど予算を増やせばAMGのコンプレッサー付きエンジン搭載車が狙えてしまうところが悩みどころでしょう。新車時はもっと差がありましたから。
第9位はM・ベンツSクラス(旧々々型)。すでに骨董品的価値が見出されている、Sクラスです。古いカメラや時計がもつような"機械式"(電子制御という意味ではなく)ならではの良さが、このSクラスで味わえます。かといって不便に感じるところもなく、日常の足として使えます。現行モデルのようなフラットライドではありませんが素直に反応する足回りは、これまた疲れ知らず。ショックアブソーバーやマウント類など消耗部品さえ交換すれば、いつまでも乗れそう。
第8位はM・ベンツAクラス(現行)。100万円台で新車の国産コンパクトカーを狙うなら、100万円台でAクラスの中古車を狙ってみてはいかがでしょう?現行型で国産コンパクトカーと似たような価格というだけでも魅力的ですが、明らかに旧型よりも洗練され、巷のコンパクトカーより高級感あふれる作りになっています。チープな雰囲気が否めなかった内装は質感たっぷりに変わり、ドタバタした足回りはしなやかさを持ち合わせたものに進化しています。満足度大!
第7位はM・ベンツCクラス(旧型)。Sクラスがもつ魅力を、グッと凝縮した雰囲気があるCクラス。デザイン的には"若ぶっている"感がありますが、実用車としての質実剛健さがたっぷり盛り込まれています。パワーステアリングのヌメっとした手ごたえ、バネとショックアブソーバーがしっかり動いている感触が伝わる足回り、といった魅力は「さすが」です。やはり、疲れ知らずな走りを満喫できるのです。100万円弱で狙えるので、新社会人でも狙えます。
第6位はM・ベンツEクラス(旧々型)。50万円以下でも狙える、という魅力は見逃せません。コストダウンが図られたモデルとはいえ、目くじらを立てる必要もありません。乗ってみれば、不満を覚えませんから。消耗部品を交換すれば、新車時の魅力が蘇るという点では歴代M・ベンツに相通じます。ただ中途半端に古いので、定期的に整備された個体を狙うのが得策でしょう。ナビ、エアコン、オーディオ一体型のコントロールユニットは、当時最新でも今ではオモチャ。
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