トヨタ スープラ後継車【スクープ!】
2014/04/08

86の上に位置するであろうトヨタのラージスポーツに関する情報をお伝えする。これはスープラの後継車に当たり、一番のサプライズは、トヨタ自身の生産ではなく提携相手のBMWが手がけることだ。
トヨタが作らないトヨタスポーツ!
少量生産への設備投資を見送ってBMWに委託
トヨタとBMWがスポーツカー開発に関する提携を結んで1年。ようやく共同開発車のアウトラインが見えてきた。それこそが、スープラ後継車だ。BMWにとってはZ4の次期モデルに当たる。
2社の役割分担を整理しよう。プラットフォームは共同開発される。プラットフォームの開発にBMWが絡むとなれば、相当レベルの高い走りが期待できる。カーボンファイバーなどの先端技術を活用した軽量化にも両社のノウハウが反映される。
その他の部分はトヨタとBMWがそれぞれ分業する。トヨタはハイブリッドユニットの開発&提供を、BMWはエンジン、ボディ設計、生産を担当。まさに適材適所といえる。
注目のパワーユニットは、ガソリンとハイブリッドの2本立てだ。ガソリンで有力なのはBMWの3L直6ターボ。これは3.5L並みの性能を誇るダウンサイジングターボで、フィーリングも申し分ない。
生産はBMWが請け負うことになる。86同様、トヨタは生産台数が少ないスポーツカーを自社生産するつもりはないようだ。つまり、この車は国内では輸入車として販売されるのだ。
トヨタとBMWの共同開発の技術的成果は、両社の他車種にもフィードバックされるので、この車が今後のトヨタ車とBMW車の出来を左右するといっても過言ではない。どのような車になるか楽しみだ。
※2014年4月8日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
フェアレディZ受注再開の裏で中古車価格が急落! 中古車状況やオススメの狙い方を解説!
受注停止中のジムニーノマドの代わりに「三菱の5ドアコンパクトSUV パジェロイオ」はどうですか?
こんな素敵なプレミアムクーペが200万円台!? ベンツのEクラスクーペがお得になっているので買いなのか真剣に考えた
【試乗】新型 ベントレー コンチネンタルGTC スピード|俊敏なハンドリング? 安定クルージング? 二重車格をもつモデル!
令和のデートカー5選|プレリュード復活予定の2025年、「昭和を知る各位」にオススメしたい1台は?
【試乗】新型 アストンマーティン ヴァンキッシュ|V12を積んだ新たなFRフラッグシップは、リアルスポーツからGTまで劇的に変化する乗り味を得た!
マツダ RX-8の魅力は速さじゃない!? 中谷明彦とZ世代モータージャーナリストが、ロータリーエンジン搭載スポーツカーの魅力に迫る【カーセンサー中谷塾】#4
トヨタ スープラ(A90型)生産終了の発表に絶望した人に贈る「代わりコレ、新車在庫がなくなったときに備えてどうですか?」5選
【海外試乗】新型 フェラーリ 296 スペチアーレ|こだわったのはドライビングファン! エレガントさを残したハイブリッドスーパースポーツの高性能モデル
今絶対乗っておくべき「マルチシリンダー・大排気量・自然吸気」のMTという絶滅寸前モデル5選!!