次期スバル XVはプラグインハイブリッドに進化か
カテゴリー: クルマ
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2016/08/29

北米のZEV規制をにらんだ進化か
経営計画「際立とう2020」に合わせて開発されてきた新世代シャシーを用いて、インプレッサが2016年内に刷新される。これに続く次世代モデル第2弾がここに取り上げる次期XVだ。2017年デビュー予定の次期XVの正体に迫る。
2016年内デビュー予定の新型インプレッサを筆頭とする次世代商品群には、新規開発されたスバルグローバルプラットフォームが用いられ、現行モデルよりも高い剛性と低重心化を実現。これによって直進安定性や操舵応答性が引き上げられ、意のままのドライブフィールがもたらされるという。また、エンジンは直噴式に変更され、CVTはギアレシオがワイド化されてマニュアルモードも7速化されるという。


こうした内容をインプレッサから受け継ぎ、2017年に一新されるのがXVだ。周知のとおり、同車はインプレッサのコンポーネントを流用しつつ、アクティブな印象が与えられて、クロスオーバーSUVに仕立てられた車で、スバル商品郡の中ではインプレッサとは別物としてカウントされている。

本格4WD機構とプラグインハイブリッドの両立へ
現行モデルには、スバル独自のハイブリッド機構も用意されているが、モデルチェンジ後はトヨタのシステムが採用される。縦置きの水平対向ボクサーエンジンに組み合わされるべく、トヨタとスバルの社員が交流して開発に取り組んでいる。
さらに注目したいのは、外部から充電できるプラグイン化の可能性だ。北米カリフォルニア州では、普及して一般化したハイブリッドカーがZEV規制から外され、プラグインハイブリッドやEV、燃料電池車が販売台数の一定数を占めるよう、各メーカーは求められている。
こうした最新テクノロジーは自社開発するよりも技術供与を受けた方がよいと判断したスバルがトヨタと手を組む決断を下したとしてもおかしくはない。
XVは、全車4WD、しかもプロペラシャフトを有する本格的な機構の持ち主だ。ハイブリッド仕様がプラグイン化されてもこの点は変わらないだろう。駆動用バッテリーはリチウムイオン化されたうえで、現行モデルと同じく、ラゲージ床下に搭載されてキャビンとパッケージングへの影響は最小限に抑えられる。
次期XVのワールドデビューは2017年3月のジュネーブショー、または4月のニューヨークショーが濃厚。国内では同年秋に発表されるとの見方が強い。
※2016年8月29日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2017年10月
■全長×全幅×全高:4470×1800×1545(mm)
■搭載エンジン:2L ボクサー4 他
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