【名車への道】’11 ランドローバー レンジローバースポーツ
カテゴリー: クルマ
タグ: ランドローバー / SUV / レンジローバースポーツ / EDGEが効いている / 名車への道 / 松本英雄 / c!
2022/07/29

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍モデルたちの登場背景、歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「車は50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
英国の名門SUVブランドに新たなジャンルを築いた1台
——今往年の名車が続いたので、今回は比較的新しいモデルにしたいなと。
——なるほど……。
——つまり、生産国により「新しい車」の範囲が変わるということですね。
——なんとなく、その国が分かってきましたよ。英国ですね? 国に歴史があって弩級の高級車もある。


——まだ新しい感じがしますよね。
——母体というか、親会社的な存在の影響だって言われてますよね?
——英国ってドイツほど分かりやすい「らしさ」がないですもんね。
——ジャガーの本拠地ですよね。
——確かに。ジャガーのイアン・カラムさんや、アストンマーティンのマレク・ライクマンさんも英国人ですよね。

——なるほど。そのあたりの背景を知らないと、レンジローバースポーツの良さが分からないと。そういうわけですね。
——お願いします!
——そうなんですよね。なんか小ぶりに見えますよね。
——ちゃんとオフロード色も残してますよね。レンジらしいというか。
——誰がデザインしたんですか?
——その方は今もデザインを?
——へーそうなのか。あ、スポーツっていう車名ですけど、乗った感じはどうなんですか?
——ぼくは普通のレンジのゆったりした感じの方が好きかなぁ。
——良いプロダクトでありながら、我々の選択肢が増えるわけですからね。ありがたい話ですよ。
ランドローバー レンジローバースポーツ
レンジローバー伝統の優れたオフロード性能に、オンロードでのスポーティな走りをプラスしたラグジュアリーSUV。ディスカバリー3と共通のプラットフォームを採用、レンジローバーより一回り小さく仕立てられた。撮影車両は、2009年のマイナーチェンジで登場した5L V8搭載モデル。


※カーセンサーEDGE 2022年9月号(2022年7月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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