トヨタ クラウン初の電気自動車計画、どうなる!? 「クラウン SIGNIA」なるネーミングも
2022/12/25

トヨタ クラウンのラインナップ完成は2023年末
需要の先細りを懸念し異色の存在とも言えるクロスオーバーでインパクトを放った新型クラウン。約40の国と地域で年間20万台の販売が計画されている。また同車には、100%電気で走るBEVも準備されている。
2023年末までに残り3つのモデルも投入されてファミリーは完成する。あとに控えているのは俊敏な走りを予感させるスポーツ、ショーファー需要にも応えられるセダン、そして実用性の高いエステートだ。
セダンには、大型FR車ようのプラットフォームが流用されてFR方式に仕立てられる。エステートは、ハイランダーの派生車として生み出されるようだ。
▲2022年7月にワールドプレミアされた16代目クラウン。販売が始まったクロスオーバーに続き23年末までにスポーツ、セダン、エステートが投入されてラインナップが拡充される同じスタディモデルを2回お披露目した意味
なんとも楽しみな新型クラウンだが、ここではスポーツに注目していきたい。同車のコンセプトはスポーツSUV。既存のプラットフォームではなく新型シャシーが用いられるというから驚きだ。
それだけではない。この車にはクラウン初のBEV(電気自動車)も設定される見込みだ。というのも、2022年7月にアンベールされたスタディモデルは初お披露目ではなかったのだ。
実は、2021年末のBEV説明会で所狭しと並べられた将来のモックアップ群の中にクロスオーバーEVとして参列していた。
▲こちらが2021年12月のEV説明会で披露されたクロスオーバーSUV。下のクラウンのワールドプレミアでアンベールされたスポーツと比べてみよう。赤いボディカラーだけでなくコの字をモチーフにしたヘッドランプからバンパー左右のダクト、力強さを感じさせるリアフェンダーまでまるっきり同じ。すなわち同じモデルだと推測できる
▲つまり、クラウンスポーツ(写真)にはBEV(電気自動車)が設定されていることを意味しているに他ならない。ちなみに、上のスタディモデルは新型クラウン用の21インチアルミホイールを履いていたサブネームはSIGNIA(シグニア)
スポーツSUVに採用される新開発プラットフォームは電動化時代にも対応できるよう、過渡期にエンジン車とBEVの両方に応用できるコンポーネントに仕立てられる公算が大きい。
また、トヨタ社内では「クラウン SIGNIA」なるネーミングが準備されているとの情報もあるので、発売時にはBEV専用名として用いられるかもしれない。
ただ、トヨタはエントリー級BEVの開発を凍結するなど電動化計画を大幅に見直しているようだ。クラウンへのBEV設定にも暗雲が垂れ込んでなければいいのだが……。
※2022年12月22日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【諸元・スペック】
■予想発表時期:2023年11月
■全長×全幅×全高:4700×1850×1540(mm)
■搭載エンジン:電気モーター 他
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