【名車への道】’70 日産 フェアレディZ 432
2023/11/30

これから価値が上がっていくだろうネオクラシックカーの魅力に迫るカーセンサーEDGEの企画【名車への道】
クラシックカー予備軍たちの登場背景や歴史的価値、製法や素材の素晴らしさを自動車テクノロジーライター・松本英雄さんと探っていく!

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。「車は50万円以下で買いなさい」など著書も多数。趣味は乗馬。
レーシングエッセンスを取り入れた国内専用高性能GT
——この連載は松本さん好みの輸入車を紹介してきましたが、ここらで日本の名車も紹介したいと思うんですよね。
——思いつくモデルを挙げてくださいよ。今後、紹介できるかどうか、調べておきますから。
——お? ちょうどいいですね。今回取り上げたい車は、フェアレディZ 432なんですよ。フェアレディZのハイパワー版ですよね? 確かスカイライン GT-Rのエンジンが搭載されている。
——良かったです。こちらの432です。いやしかし凄いコンディションですね。


——では大好きなフェアレディZ、この432について早速教えてください。
——そもそも432って何の数字ですか?
——なるほど。もう凄さが十分伝わってきますね。
——やっぱりエンジンが凄いのか……。
——きっと、今よりもっと有名になってたでしょうね。
——見た目からはハイスペックぶりが伝わってこないのもいいですよね。
——デザインもなんか独自路線だし、カッコイイですよね。

——そうそう、松本さんはフェアレディZに縁があるって言ってましたけど、なぜですか?
——だからそんな変わった性格になったんですかね?
——海外、特に北米でのフェアレディZの人気は凄まじいですもんね。
日産 フェアレディZ 432
北米市場を中心に大ヒットした、1969年登場のフェアレディZ(S30型)。432は、その最上級グレードとして、スカイライン2000GT-Rと同じ高出力エンジン(S20型)を搭載したハイパフォーマンスモデル。LSDやマグネシウムホイールなども装備され、新車時の車両本体価格はベーシックグレードの約2倍となる185万円であった。なお、競技車両のベース車として徹底的な軽量化を施した432Rも存在する。


▼検索条件
日産 フェアレディZ× 全国※カーセンサーEDGE 2024年1月号(2023年11月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています
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