レイバック試乗会


先日、北海道東部の太平洋に面する釧路市で開催された、スバル レヴォーグレイバックの試乗会に統括編集長・西村と編集部・芝本が行ってきました!

レイバックに乗りながら、初めて北海道での試乗会に行った編集部最若手の芝本が、統括編集長の西村に、「なんで北海道で試乗会?」「レイバックってどんな車?」「レイバックやその他候補モデルをどう選べばいいのか?」などなどよもやま話をしながら釧路ドライブを楽しんだ様子をお届けします。

スバルがわざわざ北海道で試乗会するのって何かウラがある?

芝本
芝本

西村さん、おはようございます!

自分、北海道での試乗会なんて初めてなんですが……。なんで、日本の北端にあたる北海道でレイバックの試乗会が実施されるんですか!?

西村
西村

初めてなの!? 特にスバルは各地方で長距離試乗会やってるよ!

芝本
芝本

え! そうなんですか!

西村
西村

そもそも、スバルってグランドツーリング思想が強いブランドじゃん?

なにかって言うと、長距離を快適に移動できるよう、重心が低く安定した走りが特徴の「シンメトリカル4WD」運転支援システムの「アイサイト」とか。

芝本
芝本

確かに、スバルと言えばそのイメージあります。(グランドツーリング思想って響きなんだかカッコイイな…)

ホンダ クロスカブ110 ▲スバルと言えば、大自然を走るイメージ写真が多い印象(芝本調べ)
西村
西村

つまり、その性能を発揮する試乗コースが設定されるってことだよ。過去にも佐渡島で試乗会をやったりしてるし。撮影シーンも旅やロングドライブがイメージできる場所の方が、車のキャラクターと合うしね。

しかも、今回はレイバックの新CMを撮影した場所が、釧路の近くにある涙岬だからそこを実際に走ってみる試乗会を開催してくれたんだよ。

芝本
芝本

なるほど。どんな場所で試乗会をやってる車なのか? を見てみると、より車の個性がイメージしやすいかもですね。

今回も釧路で、計5時間の試乗時間があるスケジュールもなんだか納得です。

いや~。レイバック乗るの楽しみになってきました。早速出発しましょう!

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スバル レヴォーグレイバック(初代)

レイバックは「いいとこ取り」してるのに「どっちつかず」になってないのがスゴイ

芝本
芝本

じゃ、チェックポイントの涙岬に向かって行きましょう! さっきの話でスバルの特徴は分かったんですが、レイバックはどんなキャラクターの車なんですか?

ホンダ クロスカブ110 ▲こちらが、今回試乗したレヴォーグレイバック。北海道の大自然をバックに撮影!
西村
西村

そもそも、レイバックの正式名称は「レヴォーグレイバック」じゃん? つまり、レヴォーグの派生モデルなんだよ。

芝本
芝本

じゃレイバックを知るには、もととなるレヴォーグがどんな車なのか知っとかないとってことですね!

西村
西村

そうね。レヴォーグは、スバルのグランドツーリング思想を反映したスポーティな走りのステーションワゴン。

つまり、長距離を快適に移動するのが得意な車なんだよね。長く快適に走り続けるには、過度なスポーツカーほどではないけど、高い運動性能が不可欠な要素になってくる。

芝本
芝本

なるほど。(レヴォーグええやん)

西村
西村

例えるなら、人も長距離を走るってなると、運動神経のいい人や最適な筋肉量がある人の方がサラッと走っちゃうじゃん?そんなイメージかな。

それに、多人数での旅行ができるように、広い荷物を備えたワゴンタイプも最近は他メーカーでは少なくなったからユニークなポイントだよね。

ホンダ クロスカブ110 ▲こちらが、レイバックの元となるレヴォーグ
ホンダ クロスカブ110 ▲レヴォーグは、大型のスーツケース4つがすっぽり。長期旅行も安心!
芝本
芝本

なるほど。レヴォーグ優秀ですね~! そんな優等生がどう派生したのが、レイバックなんですか?

西村
西村

ひとことで言うなら、最低地上高を上げてクロスオーバー化したのがレイバックだよ!

レヴォーグとの主な違いで言うと、物理的に重心が上がるので運動性能で少し落ちるかな。もちろんメリットもあって、ドライバーのアイポイントが上がるから、駐車や狭い道の運転がしやすく感じやすいね。あと、車高が上がった分、悪路走破性が上がるから、ちょっとした段差とか砂利道やわだちとかも気兼ねなく走れるものメリット

旅先で一本、道をそれると舗装されてない砂利道やちょっとした段差があるところと出くわすときあるじゃん? そんなときは、車高が高いレイバックの方が安心して走れるね。

ホンダ クロスカブ110 ▲こちらが真横からみたレヴォーグ
ホンダ クロスカブ110 ▲リフトアップされたレイバック
芝本
芝本

そんな話をしていたら、チェックポイントの涙岬に着きましたね。ちょっと待ってください! 駐車場が砂利じゃないですか!(これもスバルの策略なのか!?)

ホンダ クロスカブ110 ▲チェックポイントの涙岬の駐車場での一枚。図らずも砂利だったが難なく駐車完了!
ホンダ クロスカブ110 ▲駐車場から海側まで歩けば絶景に!
西村
西村

ほんとだね(笑)。こういうシーン、旅であるあるだよ。あと車高が上がるからSUVっぽいスタイルが好きな人にもレイバックはオススメだよね。次は運転してみなよ!

芝本
芝本

ありがとうございます! レイバックを運転するの初めてなんで楽しみです。

西村
西村

初めて運転してみた感想はどう?

芝本
芝本

スポーティな車って車高が低い分、地面との距離が近くて、走ってるときの迫力もあってワクワクするんですが、それが続くとちょっと気が張る感じがするんですよね。

けど、レイバックはアイポイントが高いからか、もう少しリラックスして走れる気がします。それに、いろんな景色が見れていいですね。北の大地の雄大な景観が楽しめる!

ホンダ F1 ▲途中で遭遇した馬さんたち。車高が高い分車内から写真に納めることができました
西村
西村

そうね。ってことは、レヴォーグは旅先での運転自体を楽しみたい人レイバックは、旅先での風景や景色を楽しみなら走りたい人にオススメかもね!

わざわざオフロードに行きたくなっちゃうフォレスター

西村
西村

ちなみに、他にスバルのSUVだとどんな車が候補になりそうかピンときてる?

芝本
芝本

え~。それはやっぱりフォレスターじゃないですか? 今年、フルモデルチェンジしましたし!

ホンダ クロスカブ110▲2025年4月にフルモデルチェンジしたフォレスター。試乗会はグランドツーリングではなく、オフロード走行だった!
西村
西村

お、いいね! まずフォレスターとサイズ感を比べると。高さ(最低地上高や車高)はフォレスターの方が高い。けど、長さ(全長)はレイバックの方が長いんだよ。

芝本
芝本

レイバックの方が長いんですね!てっきりフォレスターの方がサイズは大きいのかと思ってました。

西村
西村

フォレスターは車高を上げてオーバーハング(タイヤからはみ出たボディ部分)を短くして、悪路走破性を高めているいわゆるSUV。

レイバックはレヴォーグの派生モデルなだけあって全長は長めにとって、悪路走破性よりもグランドツーリングに重きを置いたパッケージングだよね。

芝本
芝本

設計思想の違いが、ボディサイズにも出てるってわけですね。

西村
西村

だから、週末2~3時間かけてキャンプ場に行ってアクティビティを楽しむ人ならフォレスターもアリ。それは以上のロングドライブを頻繫にするならレイバックの方が、道中の移動が快適な分いいかもね。

芝本
芝本

ふむふむ。

西村
西村

今の車は基本性能が高いからある程度の道は走れちゃうけど、キャラクター分けするならこんな感じかな。自分にはどのモデルと設計思想が合ってるかを参考にして購入検討するのもアリかもね!

ホンダ クロスカブ110
芝本
芝本

なるほど! レイバックは、フォレスターやレヴォーグのいいとこ取りな感じなんですね!

自分も趣味でキャンプをするんですが、最近暑いから標高の高い避暑地まで行くこと多くて……。そうすると家からの移動時間が結構長くなるんですよね~。それに、毎週キャンプに行くわけじゃないし、なんなら車で旅行に行くことも多いし。そう考えるとレイバックも魅了的に見えてきました!

西村
西村

車のスペックも大事だけど、どんな車に乗ってどんな場所に行きたいとか、どんな使い方したいとかを考えると自分にピッタリの1台をチョイスできるかもね。

芝本
芝本

いや~。レイバックの試乗会なのにレヴォーグ、フォレスターの話までしちゃいましたね。いろんな勉強になりました!

ホンダ クロスカブ110
文/編集部 写真/編集部、スバル

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