5MT仕様がカタログモデルになった!ルノー トゥインゴ ゼン(試乗レポート)
カテゴリー: ルノーの試乗レポート
2017/05/07
▲RRレイアウトを採用、ベースをスマートと共有するコンパクトハッチのエントリーグレード。シンプルな装備で価格を抑えた、1Lエンジン×5速MTと0.9Lターボエンジン×EDC(デュアルクラッチ)の2モデルが追加設定されたお子さんの情操教育や、お父さんの回春剤にも
トゥインゴに「ゼン」というエントリーグレードが追加された。0.9Lターボ+6速EDCの組み合わせは上級グレードのインテンスと同様のものだが、ハイライトはなんといっても、1L NA+5MT仕様がカタログモデルになったこと。エントリーゆえ外観からクロームパーツが省かれたり、15インチホイールはアルミじゃなくてカバータイプになるし、エアコンがマニュアルになったりするようだが、そちらの方がこの車の性格には合っていると思う。
マニュアル仕様というと、日本のインポーターはとかく大径ホイールにバケットシート付きみたいなスポーティ仕様ばかりを導入するがここんちは違う。シフトフィールは普通だし、エンジンもターボの90psに対して71psしかないし、トルクも10㎏ -mにも満たない。お世辞にも速いとかスポーティなんて言えないし、右ハンドル仕様で足元の狭さゆえにフットレストが配置されないことに少々戸惑うけれど、慣れてくるとRRらしさを感じる場面もあって普通の道が楽しい。初めて乗ったマニュアルの軽トラみたいな、回春剤のようなものだ。
スポーツカーだって2ペダルが当たり前のいま、3ペダルのマニュアルってどれくらい売れているのか気になって自販連に問い合わせてみたら、最新(2015年)の国産乗用車のデータで、ATの割合は98.4%なんだとか。MTは1.6%!あえてそんな市場にマニュアル仕様を導入し、しかもお値段なんと171万円!! もうルノー・ジャポンに感服である。
▲他グレード同様、遊び心溢れるデザインのメーターなどポップな仕立てに。バックソナーやオートライト、雨滴感応式オートワイパーなどは装着されていない
▲こちらのフロントグリルバッジセットはオプション。フロントLEDランプなどフロントまわりは他グレードと同一に、サイドはクロームパーツがレス仕様となっている
▲衝突時の歩行者へのダメージを軽減する、ポリプロピレン製のボンネットとフェンダー。ステアリングギア比がハンドル角度や車速に応じて無段階となり、前輪切れ角を制御するVGRSは省かれている【SPECIFICATIONS】
■グレード:ZEN(MT) ■乗車定員:4名
■エンジン種類:直3DOHC ■総排気量:998cc
■最高出力:71/6000[ps/rpm]
■最大トルク:91/2850[N・m/rpm]
■駆動方式:RR ■トランスミッション:5MT
■全長x全幅x全高:3620x1650x1545(mm) ■ホイールベース:2490mm
■車両価格:171万円
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