レクサス 高級4ドアクーペ【スクープ!】
2013/04/25

メルセデス・ベンツが高級4ドアクーペのCLSを発表したのは2005年のこと。以後、アウディ A7やフォルクスワーゲン CC、BMW 6シリーズグランクーペなど、このカテゴリーの車が多数登場した。いまや、最もホットなこのジャンルにレクサスが参入しようと画策している
かつてのトヨタへの原点回帰!? 4ドアクーペカテゴリーに再参入
レクサスブランドとして高級4ドアクーペを投入
「4ドアなのにルーフが低く、2+2の居住性しか持たない車なんて理解できない」と欧州勢が呆れていた80年代中頃、4ドアクーペは日本で我が世の春を謳歌していた。実は、そのブームを作り出したのは他ならぬトヨタだった。初代カリーナEDが飛ぶように売れたのだ。当時、そんなトヨタのひとり勝ちを阻止すべく、日産 プレセア、マツダ ペルソナ、三菱 エメロードなど各メーカーもこぞって競合車種を販売した。
あれから約30年。今度はレクサスとして再び同ジャンルに参入する。「いい車を作ろう」のスローガンに基づき、水面下で高級4ドアクーペを模索しているというのだ。ベースにはレクサス GSもしくはクラウンのプラットフォームが使われる予定で、すでに開発コードも与えられているという。
パワートレインには当然ハイブリッドが与えられる。レクサス LS600h譲りの5L V8エンジンと強じんな電気モーターが搭載され、燃費性能はもちろん、静かでスムーズな発進による高級感も訴求されるだろう。
5mに迫る全長と1.8mをゆうに超える全幅ながら全高は1.4m程度というサイズ感で、流麗なシルエットが予想される。バックウインドウとCピラーは思いっきり寝かされ、後席の居住性はあまり考慮されないようだ。
この高級4ドアクーペ、レクサスブランドとして登場し、CLSや6シリーズグランクーペなどの競合車と立ち向かうことになる。気になる登場時期は2016年以降と思われる。
※2013年4月25日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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