アメリカンマッスルカーのサクセスストーリーにあやかってみませんか?
カテゴリー: クルマ
タグ: EDGEが効いている / EDGE SELECTION
2015/04/01
▲まるで映画のスクリーンから飛び出してきたような5代目カマロ。今にもトランスフォームしそうなキャラクターで新しいファン層を獲得。モデル末期なのに人気に衰えが見えない
鋭いEDGE回復ならぬV字回復した人気者
奇跡の復活を果たしたアメリカンマッスルカーをご存じだろうか。シボレーのカマロである。3月13日のこと、GMはカマロの米国累計販売台数が50万台に到達したと発表した。このカマロ、ちょっと見過ごせない存在だ。
現行カマロは5代目モデル。米国では2009年に投入されてから約6年で達成した記録。夏からの発売にも関わらず2009年は6万1648台。2011年は8万8249台、2012年は8万4391台、2013年は8万567台、2014は8万6297台と人気に衰えが見えない。
実のところカマロは2002年に4代目で一度は生産中止にまで追い込まれたことがある。休眠期間を経て、5代目によってシャープなEDGEならぬV字復活を果たしたのだ。
古くからのアメ車ファンからお子さまにまで幅広い支持を集めている
なにゆえ、人々のハートを捉えたのか。オトコマエかつマッチョな立ち位置を保ちつつ、初代カマロをオマージュとしたレトロモダン路線へ果敢に踏み込み、もう一度キャラクターを際立たせたことは見過ごせない。映画「トランスフォーマー」に登場し、古くからのファンと、まったく新しいファンの両方を獲得してみせたのも大きなポイントだろう。
ある意味、現在のカマロはサクセスストーリーそのもの。成功車の勢いにあやかるようなカーライフも縁起が良いのではないかと思えてくる。さっそく、5代目カマロの中古車を検索すると、走行距離が少なく、グッドコンディションを保っている物件が目立つ。
しかし根強い人気に後押しされてか、中古車平均価格は405.1万円(原稿執筆時点)と堅調。そこにハードルの高さを感じる方には、6世代目となる次期カマロが来る5月、米国ミシガン州デトロイトで初公開される予定となっている。そこから先は、少し値ごろ感が出てくるのではないかと淡い期待を抱いてもよいはず。
いやいや、それまで待てないという方はカマロには好敵手であるフォード マスタングに着目していただきたい。こちらは2005年に登場した6代目の中古車平均価格は336.9万円(原稿執筆時点)とカマロよりもリーズナブルで総額300万円以下の選択肢についても豊富。ちなみにマスタングは一度も生産が途切れたことがない。継続は力なり。こちらも、アメリカンマッスルカーの真の成功車といっていいだろう。ぜひサクセスストーリーにあやかりたいものだ。
▲こちらは初代カマロ。ボディサイドのラインをご覧ください。巧みに継承しているのがわかるはず。古くからのアメ車ファンのハートをつかみ、幅広い世代からウケがいい
▲V8とV6エンジンが存在するものの、予算が許せば6.2LのV8エンジンを強くレコメンドしたい。なにせフルサイズのSUVですら、エンジンのダウンサイジングが北米で始まっている。こんな勢いのある車、この先いつまでも乗れるとは限らないからだ
▲引き締まったデザインのインテリア。スポーティだが決して窮屈さのないところもいい。背が高く見えるものの実は全高1380mmとスポーツカーらしく低い
▲6代目フォード マスタング。北米ではすでに最新の7代目が発表されている。日本では、50イヤーズエディションがこの春発売。2015年後半に予定されている本格上陸以降は価格がさらに値ごろ感を増してくる可能性が!?
- Search the selection!
- Car:シボレー カマロ(5代目)&フォード マスタング(6代目)
- Conditions:修復歴なし&総額400万円以内(※総額400万円を超えるプランが用意されている場合があります)
この記事で紹介している物件
シボレー
カマロ SS RS 10月 限 定 値 下 ゲ 価 格/正規ディーラー車/MagnaFlowマフラー/サンルーフ/Stradaナビ/車高調/シートヒーター/パワーシート/クルーズコントロール/ブレンボキャリパー/ドラレコ
本体価格346.0万円
支払総額368万円
シボレー
カマロ LT RS 正規ディーラー車/CarPlay/黒革/Bカメラ/キセノンヘッドライト/社外20インチAW/車高調/クルコン/ETC/ドライブレコーダー/GPSレーダー/Pシート/シートH/ブルートゥース/禁煙/
本体価格345.0万円
支払総額356.1万円
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
“日本の誇り” 日産 R35 GT-Rは果たしてスーパーカーなのか?【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
’07 フェラーリ F430|空力とヘリテージが息づくV8ミッドシップ【名車への道】
’73 シトロエン DS|独自のデザインと乗り心地、そのすべてに“哲学”がある【名車への道】
フェラーリの維持費ってどれくらいかかるの? そんなリアルな疑問、専門店に聞いてきた!
~300万では選べない、1000万では高すぎる~ 600万円で探せる一度は乗っておくべきクルマ【カーセンサーEDGE 2025年11月号】
マセラティ MC12ストラダーレ最高額落札の盛り上がりの陰で、マクラーレンの“最終車両”コレクションがひっそりと販売されていた!?
エントリーモデルとして成功を収めたフェラーリの“V8フロントエンジン”の系譜とは【スーパーカーにまつわる不思議を考える】
BMWのMとは違う“絶妙”な味を堪能できるオススメの「BMWアルピナ」モデル5選【2025年最新版】
~価格だけでは語れない、フェラーリの本質~ フェラーリは本当に高いのか?【カーセンサーEDGE 2025年10月号】
【試乗】新型 ランボルギーニ ウルスSE|普段使いはほぼモーター! スーパーカーの速さを備える800psのスーパーSUVはハンドリングも燃費も上々









