第145回 ダイハツ ブーンルミナス(現行型) 【おいしい中古車】
2010/09/17
■7人がしっかり乗れるコンパクトミニバン
5ナンバーのコンパクトミニバンを探しているという方に、ぜひオススメしたい車があります。それは2008年の12月に登場したダイハツのブーンルミナスという車で、トヨタではパッソセッテという名前で売られているミニバンです。以前、兄弟車にあたるパッソセッテをご紹介しましたが、知名度やディーラー数の違いなどから、ブーンルミナスのほうはずいぶん安い価格で売られています。ダイハツがトヨタにOEM供給しているんですけどね…。
エクステリアは、伸びやかなワンモーションのサイドシルエットに、ウインドウ周辺を凹面で削り取ったデザイン処理を採用し、広々としたキャビンを表現(左右)
そのブーンルミナスですが、一言でいえば、扱いやすいサイズのコンパクトミニバンです。全長は4180mm、全幅が1695mmと、運転が苦手というママさんでも安心して取り回せるボディサイズになっています。
とは言え、ホイールベースは2750mmと、全長の割にかなりのロングホイールベース。そのため、室内長は2550mmとなっており、車内は見た目以上にゆったり広々としています。
そしてドライブに欠かせない音楽ですが、ブーンルミナスは、オーディオにフラッシュメモリーを内蔵したミュージックサーバーを全車に標準装備しています。一方パッソセッテは全車メーカーオプションとなるので、中古車の場合、やっぱりブーンルミナスのほうがオトクなのです。
最後にパワートレインですが、エンジンは1.5Lの直4でミッションは4AT。さすがにフル乗車時の加速は物足りなさがありますが、日常的に使うには問題なし。10・15モード燃費も15.6km/Lと、財布にも優しい燃費です。
↑インパネは左右に広がるラウンド形状のデザインを採用(左) 広くはないが大人も座れる3列目(中) シートをたためば、広大なラゲージルームに変身(右)
■2年たってないのに、もう半額以下!
さて、そんなブーンルミナスですが、冒頭でもお話ししたとおり、かなり狙いやすい状態にあります。修復歴こそありますが、走行距離たった0.4万kmの1.5CXが75万円です。新車価格が173.5万円なので、半額以下なのはもちろん、新車価格よりも100万円近く安いわけです。登場からまだ2年たってないんですけどね。修復歴は避けたいという人でも、修復歴なし、走行0.9万kmの中古車が97万円と、こちらも二桁万円で買えちゃいます。安心感の高い新しい車で、取り回しのしやすいミニバンを探しているなら、中古のブーンルミナス、かなり狙い目だと思います!
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
第145回 ダイハツ ブーンルミナス(現行型) 【おいしい中古車】/旬ネタ
あわせて読みたい
X3が3代目なら200万円代前半で狙える? BMWの人気プレミアムSUV、中古車相場やオススメの狙い方を解説
’73 シトロエン DS|独自のデザインと乗り心地、そのすべてに“哲学”がある【名車への道】
トヨタ アクアが、プリウス顔に大胆イメチェン! でもマイルドな見た目がお好きなら、前期型もいいんじゃない? 中古車相場をチェック!
新型 日産 ルークスが発表されたけど、先代の中古車状況は? 室内広々、使い勝手抜群の軽自動車が今かなりお手頃に!
新型T-Rocが海外で発表されたけど初代なら100万円台で買える? 日本にぴったりのコンパクトSUV、中古車相場やオススメの狙い方を解説!
新型デリカミニが発表されたけど初代の中古車価格は? 三菱の遊べる軽SUV、オススメの狙い方を解説
【悲報】日産 GT-R(R35型)が生産終了……今こそ中古車状況をチェック&賢い狙い方を考察!
えっ、あのフリードが新車に近いのに250万円以下で狙えるの? 大人気ミニバンの中古車状況やオススメの狙い方を解説!
BMWのMとは違う“絶妙”な味を堪能できるオススメの「BMWアルピナ」モデル5選【2025年最新版】
【悲報】新型カングーから樹脂バンパーが消滅! 絶望したあなたに贈る「代わりにコレ、どうですか?」5選














