ボルボ XC40(初代・現行型)ってどんな車? マンガで詳しく解説!【人気車ゼミ】
2019/11/21

国内外、様々なモデルの魅力をテクノロジー視点で解説! ちょっとマニアックで難しい専門的な知識も、楽しく分かりやすくマンガで紹介していきます。
 
講師紹介

自動車テクノロジーライター
松本英雄
自動車テクノロジーライター。かつて自動車メーカー系のワークスチームで、競技車両の開発・製作に携わっていたことから技術分野に造詣が深く、現在も多くの新型車に試乗する。車に乗り込むと即座に車両のすべてを察知。その鋭い視点から、試乗会ではメーカー陣に多く意見を求められている。数々のメディアに寄稿する他、工業高校の自動車科で教鞭を執る。『車は50万円以下で買いなさい』など著書も多数。趣味は乗馬。

マンガ家
田代哲也
マンガ家・イラストレーター。1997年『週刊少年ジャンプ・サマースペシャル』(集英社)でデビュー。少年マンガ誌、青年マンガ誌、スポーツ雑誌などジャンルを問わず執筆。絵本『田んぼの昆虫たんけん隊』『水泳大好き!トラ』(星の環会)。2004年より東放学園高等専修学校、東放学園映画専門学校で講師を務める。スズキの車を4台乗り継ぎ、現在の愛車はスイフトスポーツ。


重要ワード(マンガ内※)解説
「スポーティさと快適性をきわめて高いレベルで両立したもので、気持ちよくドライビングを楽しめる。さらに高度な安全装備を全車標準している」ことなどが評価され、2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞
 ▲国産車は第2位にトヨタ カローラスポーツが入った
▲国産車は第2位にトヨタ カローラスポーツが入った
ミドルサイズのSUVで、現行型は2017年に登場。
 ▲T5(2Lガソリンターボ)、D4(2Lディーゼルターボ)に加え、2Lガソリンエンジンをターボとスーパーチャージャーで過給するT6、そのエンジンに電気モーターが加わった4WDのT8をラインナップ
▲T5(2Lガソリンターボ)、D4(2Lディーゼルターボ)に加え、2Lガソリンエンジンをターボとスーパーチャージャーで過給するT6、そのエンジンに電気モーターが加わった4WDのT8をラインナップ
2008年、ボルボは「新しいボルボ車での交通事故による死亡者や重傷者を2020年までにゼロにする」というビジョンを発表。これは歩行者も含んだもの。
 ▲2012年に登場したV40は、歩行者がフロントガラスやAピラーにぶつかったときの衝撃を和らげるエアバッグを搭載
▲2012年に登場したV40は、歩行者がフロントガラスやAピラーにぶつかったときの衝撃を和らげるエアバッグを搭載
日照時間の短い北欧では、家での生活を楽しむために家具や照明のデザインが進化したといわれている。
 ▲ボルボはスカンジナビアデザインを全面に打ち出し、車内に北欧ならではの高いデザイン性を盛り込んでいる。それはエアコンの送風口にも表れている
▲ボルボはスカンジナビアデザインを全面に打ち出し、車内に北欧ならではの高いデザイン性を盛り込んでいる。それはエアコンの送風口にも表れている
3点式シートベルトを発明したのはボルボだが、ヘッドレストもボルボがいち早く多くの車種に装備することで普及につながったといわれている。ヘッドレストは頭を休める(REST)ものではなく拘束する(RESTRICT)ためのもの。
後席からの視界が広くなる工夫と同時に、後方視界にもアイデアが盛り込まれている。実は後席に乗員がいないとき、後席ヘッドレストを前に倒して視界を広げられるのだ。前に倒れるのはヘッドレストを戻さないと座れないため。これもボルボの安全に対する配慮だ。
ボルボの乗り味には包み込むような安心感がある。ゆったりとした気分で走れるので、雪道に慣れていない人でも不安は少ないはず。ただし、どれだけ車に安心感があっても雪道では“急”がつく操作はご法度!
滑りやすい路面でアクセルを踏んだ瞬間に急加速すると、タイヤがスリップしコントロールを失ってしまうことも。それを避けるため、ボルボはターボが利き始めてもマイルドに加速するようセッティングされている。
これからの電動化に対応すべく開発されたプラットフォーム「CMA」を初採用。今後、このプラットフォームはグループ会社の車にも展開予定。XC60、XC90などに採用されている「SPA」と呼ばれるプラットフォームも電動化を見据えた設計になっている。
電気自動車やプラグインハイブリッドカーは大きなリチウムイオン電池を搭載している。衝突事故の際、電池に大きなダメージがあると火災や感電などの2次被害の危険性がある。そのため、堅牢な骨格で万一の際もバッテリーを保護する強度の高い構造になっている。
 
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